今回ご紹介する書籍は、和田秀樹さん著『自分を変えるたった1つの習慣です。

タイトルにもある通り、「毎日が同じ日の繰り返しに感じる…」「何か刺激が欲しいなぁ」などと考えている方にはぜひ読んでいただきたい、そんな一冊でした!

「刺激得るための行動」ではなく、精神科医である和田さんならではの「毎日を変化に富んだ日々に感じるための気持ちの作り方」が書かれている本になります。

ポジティブな気持ちをつくるのにも効果絶大な良書、そんな一冊について詳しく書いていきますよ!!

 

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『自分を変えるたった1つの習慣』の作品概要

題名

自分を変えるたった1つの習慣

作者・著者

和田秀樹

作品ジャンル

自己啓発本

出版

新講社

 

『自分を変えるたった1つの習慣』を読んで

評価・感想

学び
この本でどれほどのことが学べるか。「量より質」に基づいて判断。

読みやすさ
言い回しや表現の仕方などが簡潔かどうか、まわりくどくないかなど、文字通りの読みやすさを判断。

活かしやすさ
生活や仕事、生きていく上で日頃の自分に活かしやすいか。

おもしろさ
「本・書籍」として楽しめるかどうか。「ページをめくるのが止まらない!」みたいな。笑

ワクワク
この本を読むことで日々生きることに対して活力がみなぎるか。モチベーションが上がるか。ようは“心が踊るか”どうか!

また読みたいか
文字通り、何度でも読み返したいと思えるか。

第一印象は、「とにかく読みやすい!でした。

各見出しに対して1、2ページの内容で、文字もそこまで小さくありません。

普段本を読まないという方でも、少しずつ読むのにぴったりな構成です。

また、言いたいこと・伝えたいことを端的にわかりやすく表現してくれているというふうにも感じました。

余計な言い回しがほとんどなく、ストレートにかつわかりやすく、この本一番のテーマである「新しい毎日を過ごすためには」ということが書かれていたと思います。

印象的なことば・この本で言いたいこと

幸運は新しい一日にやってくる

『自分を変えるたった1つの習慣』で一番言っているのは、「どんなにその日が良くても悪くても、“明日“はまっさらな一日である」ということです。

この、毎日を切り替える習慣こそが、「自分を変えるたった1つの習慣」だと言っているのだと思いました。

過去の不幸や不運を引きずってしまえば、それがそのまま現在に持ち越されます。

  

新しい一日に気がつく人になろう!

確かに、毎日同じ仕事場、同じ学校、同じメンバーかもしれません。

ですが、そこでその日起こることは毎日同じとは限らないですよね。

結局のところ、「毎日が同じことの繰り返し」と感じるのは、その人の思い込みに過ぎないのです

 

どんな現実だろうと、「あれはあれでよかった」と自分の頑張りは認めてあげよう

過去に描いた理想とか、頑張って身につけた理論や知識とか、そういったものが現実の中で破れたり通用しないとわかったとしても、べつに悲しむ必要はありません。

なぜなら、理想を描いたから現実とぶつかったのです

理論や知識を身につけたからその限界を知ったのです

理想も描かず、勉強もせず、ただ漫然と新しい世界に飛び込んでも流されるだけです

確かに、悩んだり戸惑ったり、あるいは失望することはないかもしれませんが、考えることも学び直すことも、その先の成長もありません。

だから、たとえいま直面している現実が過去の理想とかけ離れているとしても、自分がやってきたことを「ムダだった」とか「空しい」と考える必要はないのです

むしろ、「あれはあれでよかったんだ」と肯定する気持ちになっていいのです

それによって、過去に区切りをつけることができます。

「ムダだった」と思ってしまうと、今もそのムダを引きずって生きていることになる。それはあまりにもったいないことですし、何より過去の自分に失礼ですからね!

自分を一番戒めるのは自分であるべきですが、自分の頑張りを一番見ているのもまた、自分であることを忘れてはいけません。

  

何度も決心することで少しずつ成長していく

例えば、ダイエットすることを決意して1週間たった頃、友達から「明日新しくできたあのカフェに行ってみようよ!」と誘われたとします。

本当ならそこでキッパリと断れるのが一番ですが、「まぁ今日くらいはいいか!」とか、「まずは1週間続けられたご褒美でもいいかな!」と考えて、おいしいパンケーキを友達と楽しく食べました。

ダイエットを断固として続けていくという意味では、この行動は“ぶれて“しまっていますが、もし友達の誘いを断っていたとしたら、そのイライラから結局スイーツをやけ食いしていたかもしれませんし、カフェには行ったけどダイエットを気にして全然食べたいものを食べなかった、みたいな場合は、せっかくの楽しい時間が台無しになっていたかもしれません。

理想は、一度決めたことを叶えるまで続けることですが、それができたらそもそもそんな小さなことに悩んでいません、きっと。笑

大事なことは、失敗しても躓いても、「どうして私は…」「なんで俺は…」と自己嫌悪・自暴自棄に陥ることなく、「今度こそ」とその度ごとに決心することなのです

「今度こそ」とやり直すことで、「もういいや」と、「こうなりたい」「こうしたい」という意志を捨てずに踏みとどまれます。

何度も失敗すればその時のシチュエーションもわかってきますから、「こういうときが要注意だ」とか「このパターンだけは避けよう」といった最低限の対応だけはできるようになります。

それでもうまくいかないときはありますが、決意さえしておけば流されることだけはないでしょう。

とにかく大切なのは、自分を責め過ぎないこと

たとえ自分の決心を裏切ったとしても、反省は次に活かせる程度にしておいて、「まあ、いいか」「でも今度こそ」と気持ちを切り替えることができれば、少しずつでも必ず前に進んでいくはずです

     

人間はぶれながら成長していく

うまくいかないときや壁にぶつかったときに、自分のやり方や生き方に疑問を感じたり迷いが生まれるのは当然のことです。

そこから、「違うかもしれない」とか「何かが足りないんじゃないか」と考え、周囲を見渡したりうまくいっている人を観察したりして、「ちょっと変えてみよう」と思い直すのも、ごく自然な流れです。

頑なに今までのやり方やあり方に固執するのではなく、ほんとうに大事なのは、「ぶれてもいいんだ」と自分を解き放つことかもしれません

今までのやり方や生き方に迷いや不安を感じたとき、ムリにその感覚を打ち消したりしないで素直に自分の心を見つめてみる

「変えてみようかな」と思ったら、そういう自分の心に従ってみる

そんなしなやかさがあっていいはずです。

ぶれない人はたしかに強く見えますが、素直じゃない、頑固者と言うこともできるのです。

「ぶれる」ことを経て変化に適応していく、成長していく

絶えず変化にさらされる今の時代だからこそ必要な考え方ではないでしょうか。

昨日までの自分にしがみついても苦しいだけです

      

ぶれてもいい、流されてはいけない

さまざまな理由をつくって、自分が「こうじゃないのかな」と思うことを封じ込め、相手や周囲に合わせてしまう、同調圧力に負けてしまうことは、社会で生きている上では誰にでもあることかと思います。

しかし、「流される」というのは、まさにこういう態度や生き方が染み付いてしまうことを言うのではないでしょうか。

それに比べれば、「ぶれる」ことなんかほんの些細なことだと感じませんか?

一時的に迷ったり、不安定になったり、一貫性がないと思われることだってあるでしょうが、わたしたちの心はもともと揺れやすいものだし、わたしたち自身の認知も深まっていきます。

時代や社会の変化もありますが、何よりもわたしたちの毎日が新しい一日の繰り返しなのです

その中で、ほんとうに自分を見失わずに生きようと思えば、ぶれながら変わっていく自分を受け入れるしかないはずです

これが、「ぶれてもいい、流されてはいけない」の意味になります。

    

明るい人にはやわらかさがある

無口な人が暗くて、おしゃべりな人が明るい。

一人が好きな人が暗くて、みんなと一緒にいる人が明るい、というわけではありませんよね。

これは「楽しい人」にも近いことが言えますが、明るい人には「やわらかさ」があるのです

「柔らかい人」というのは、自分なりの考えや生き方、ものごとへの向き合い方は守りながらも、それに縛られることはなく、自分の地位や権限ははっきりと自覚していますが、それを振りかざすことがない、そんな人を指します。

つまり、しっかりとしたアイデンティティを持ちながら、そこから自由に抜け出すことができるのです。

あるいは、そういうやわらかさが、その人のアイデンティティということもできます。

たとえば、普段は寡黙な人でも、反論があるときはどんなに孤立しても意見を言う。饒舌なタイプでも相手の意見に納得したときには黙って頷く。一人が好きでもみんなといるときは一緒にその時間を楽しみ、みんなといるのが好きでも一人の時間を大切にしている。

そういったやわらかさを秘めている人は、見かけがどうあっても明るい人という印象を与えると思います。

暗い人は、逆です。

「自分はこういう人間だ」という自己規定から抜け出せないし、抜け出してはいけないと自分で思っています。

「真面目で通してきた俺がこんなことをやってはいけない」とか、「課長のわたしが部下に弱みを見せてはいけない」といった、窮屈な考え方をしています。

これはガードを固める生き方にもなってしまいますよね。

こうした人と向き合っていると、どうしても息苦しさを感じてしまいますから、暗いという印象が生まれても仕方ないのです。

あとは、どちらのタイプの人間と付き合いたいか、どちらの人間になりたいか、という話ですね。

    

素の自分が一番安心できる

真面目かハメを外しがちか、強がりか甘えたがりかなんてことは、実は自分でもわからないところなのかもしれません。

普段は真面目に振る舞っている人もたまにはハメを外したくなるかもしれないし、みんなを引っ張っているリーダーが弱音を吐きたくなることだってあるでしょう。

そういうときは、「似合わない」とか「わたしらしくない」と考えずに、とにかくそのときの感情や気分に任せてもいいので、一歩踏み出してみてください

周りは驚くかもしれないし、戸惑うかもしれません。

当の本人も、恥ずかしくなったり居心地が悪くなったりするかもしれません。

でも、一瞬の解放感や充実感は味わえるはずです。

「ちょっと俺らしくなかったかな」と思っても、「でも、これが俺なんだ」と納得するからです。

結局のところ、どんな人にもいろいろな側面があるということです。

意外な素顔が隠されていて、でもそれだって間違いなくその人のアイデンティティなんだということです。

誰にでもきっとある、「こうなりたいな」とか「こうしたいな」という気持ちの裏には、きっと素顔の自分が隠れているはずです

そういう自分がひょいと表に出てきたとき、わたしたちは嬉しくなるし、安心するのではないでしょうか。

僕の経験上でも、そのときその一瞬に頭によぎった“カン”に従った方が、後悔しないし、実際、そのカンよりも「いや、俺がやっても…」とか「俺はこういうキャラだから…」と言い訳してやらなかったときは、必ず「何であのとき…」と決まって悔やんでいます。

「やった後悔は一瞬だけど、やらなかった後悔は一生残る」とは良く言ったもので、ほんとうにその通りだと思います。

たった一度の人生ですし、自分が思っているほど、その一瞬は大切ではなく、また誰の記憶にも残らないものです。

なら、自分の心・直感に素直に生きていきたいものですよね。

     

これも勉強、毎日が勉強というやわらかな考え方

「毎日が勉強だ」と考えて過ごしていたり、何か嫌なことや失敗があったとしても「これも勉強だな」と考えていた方が、フットワークが軽くなります。

また、そんなフットワークの軽さから得られる偶然のきっかけを大切にすると、思わぬ発見や出会いに恵まれることも多いです。

何より、「新しい何か」が起こるのです。

「あのときはあのとき、今はいま」、「この人にはこの人の魅力がある」といった考え方が、日々の変化を受け入れる一歩になるし、いつまでの若々しく楽しく過ごせることにつながります。

何の変化もない水面に変化を起こすには、自分で石を投げ入れるのが一番早いのです。

常に変化を求める人は、ピンチにも強い。

    

『自分を変えるたった1つの習慣』のまとめ

今回は、和田秀樹さん著『自分を変えるたった1つの習慣』についてご紹介してきました。

実はこの本、ブックオフでフラフラしていたときにふと目に留まり、パラパラっと中身をめくって購入を決めた、まさに「偶然の出会い」によって得た本なのです。
(滅多に行かないブックオフで目に留まるというなかなかない経験という意味で、です!)

本の内容に書いてあることをしていたら、その本と出会うという、何とも“エモい”出会い方をした一冊。

このブログをきっかけにしてみなさんにもそんな出会いを経験していただきたいですし、僕もまだまだ、そんな偶然を大切にしていきたいと改めて思わせてくれた、そんな一冊でした!

一期一会。

まさにこの言葉の大切さ、深さを感じた本になりました!