きつい?インド短期出張生活の振り返り(3ヶ月時点)|感想・注意点・気をつけること

みなさんこんにちは! 観光情報サイト「旅狼どっとこむ」の旅狼かいとです!

2024年1月10日からインドに長期出張(短期赴任)となり、約3ヶ月が経ちました。本当にここまであっという間でした。

今回はここまでの生活を振り返りつつ、インド(デリー・グルガオン)での生活についてまとめていこうと思います。

目次

「慣れるのに3ヶ月」は本当なんだぁな。。

まずは3ヶ月!インド短期出張生活の振り返り|感想・注意点・気をつけること

よく「海外生活は3ヶ月でやっと慣れてくる」「習慣は3ヶ月で変わる」と言いますが、これを本当に実感しています。

3ヶ月が経ってようやく、ここでの生活にやっと慣れてきて、習慣ができてきて、「なんかやっと落ち着いたなぁ」ってかんじになっています。インド人たちの英語も、だいたいわかってきた今日この頃。

「留学に行くなら最低でも半年」なんて言いますが、本当にその通りだと思います。会社の出張や赴任で海外へ行かれる方なども、最初の3ヶ月はいろいろな不便や体調を崩すことがあるとは思いますが、そこを乗り越えれば、やっと落ち着いてくるのではないかと思います。

まぁ僕自身はあと1ヶ月しかいない予定なので、なんともなぁ…という気持ちでいるのですが。笑


インド(デリー・グルガオン)は生活しにくい?

海外での生活についての全体論をさっくりお話ししましたので、ここからインドでの生活についてもう少し具体的にお話ししていこうと思います。

まず、僕が住んでいるのは首都デリー(ニューデリー)のお隣に位置する「グルガオン」という街です。

グルガオンで住む分には、ここまで不便はほとんど感じていません。

僕の場合は会社がマンション(団地みたいなところ)の一室を用意してくれているのですが、その部屋含め、他の日本人の方のお話を聞いたかんじ含め、「日本人の経済力で借りる部屋」なら、水道・ガス・電気に不便はほとんどないかと思います。もちろん日本に住んでいる時や高級ホテルと比べればクオリティは落ちますが、温かいお湯が使えますし、電気も普通に使えます。(まぁ月に何回か数秒〜数十秒間の停電はありますが、そこはもう許してあげて。笑)

ただ聞いたかんじだと、オールドデリーで暮らす場合は少々不便のあるお部屋もあるかもしれません。細かいところはやはり、留学や出張・赴任時に要確認だと思います。

グルガオンのスーパー事情(食事について)

インド短期出張生活の振り返り|スーパー・食事について

どの国であろうと生活する上で欠かせないのが、「」ですよね。

グルガオンであれば、大きなスーパーやちょっとおしゃれなスーパーもちゃんとあります。

家の場所によっては歩いて行くには少し遠い場合もあるので、その場合は車か、足が自分で用意できない場合は、オートリキシャ(トゥクトゥク)を使うことになります。

グルガオンでのオートリキシャは、10〜15分ほどの移動で100Rs前後(地域によって相場が変わります)。週一の買い物の時に使うと考えれば必要経費と思える額でしょう。

神アプリ”Blinkit”

インド短期出張生活の振り返り|アプリ"Blinkit"

そして、インド生活で欠かせないアプリが”Blinkit”です!

このアプリ、食品から日用品、電化製品まで、日常生活で必要なものを買うことができるオンラインショッピングアプリなのですが、なんと、注文してから15分前後で来てくれるという超便利アプリなのです!!

値段もスーパーで売っている定価と基本的には変わらず、送料も1回十数ルピー程度。

重たい荷物を運ぶ必要はないし、それでいて早い。しかもスーパーとほぼ変わらないお値段。なんやこの神アプリ。僕はこのアプリを使うようになってから、スーパーへ行く頻度が激減しました。

ただこのBlinkit、衛生面は”ちゃんとインドレベル”なかんじで、僕は夏場に注文した冷凍の鶏肉とマッシュルームを食べた後、お腹を壊しました…(それまでお肉は何度も食べていたのですが、それまでは気温が低い冬の時期でした)。

他の方から聞いた話でも、期限が近いものが来たりすることが多いとのことなので、Blinkitで買うのはお水や日用品に限り、野菜やお肉などの食べ物は、やはり手にとって確認できるスーパーで買うのが無難かと思います(特に野菜は、どのみちBlinkitでは売り切れていたり一度に来る量が多すぎることが多い印象です)。

ちなみに、料理のオンライン宅配サービスも発達しており、有名どころだと”zomato”があります。

お値段はインドの物価から考えると少々張りますが、非常に豊富な料理を取り揃えているので、「たまにはいいもん食べるか」というときには便利ですし、人によっては全然問題ない負担額で美味しい料理が食べられるとなるかと思いますよ!

日本料理屋もある!

インド短期出張生活の振り返り|日本食
なんだかんだ言って日本食なんだよなぁ…!

なおグルガオンには、日本料理屋も数店あります(日本料理屋については、デリー全体に言えることです)。

僕は「Daikichi」「Ichizen」「KUURAKU」「来富(Raifu、Dia Park Premier Hotel内のレストラン)」に行ったことがあるのですが、全てで「あれ?俺は日本に帰ってきたんだっけ?」というレベルの日本料理を食べることができました! しかも接客やサービスも日本のように非常に丁寧という徹底ぶり。少なくともこの4店舗は、”マジで”日本料理屋なのでご安心ください。


移動手段

デリー、ならびにグルガオンでの移動手段についても、少しお話しします。

オートリキシャ(トゥクトゥク)

インド短期出張生活の振り返り|移動手段_オートリキシャ(トゥクトゥク)
慣れればめちゃくちゃ便利なオートリキシャ(トゥクトゥク)

スーパーのところでも書きましたが、それほど遠い場所でなければオートリキシャ(トゥクトゥク)が非常に便利です(インド人は「オート」と呼びます)

インドは道路を見ればまぁだいたいオートリキシャが走っているので、呼び止めれば足に困ることはありません。

ただ、料金は口頭で決める交渉制なので、事前にその地域の相場感を知っておくことはマストです。そして、必ず金額を決めてから乗りましょうグルガオンであれば、10〜15分程度で100Rs前後です。

また、「オート?」と客引きしてくる人はほぼ確実に相場より高い金額を要求してくる印象です。道を走らせている人を止めた方が、結構良心的です。

(なお、決めた金額を後になって変えてくるというのは、行き先を変えたり寄り道をしなければないです。その辺は意外とちゃんとしていますよ、インド人のみんな。もしそういうことがあったら、それはもう、運が悪すぎたとしか言えないかと個人的には思います…。)

Uber

インド短期出張生活の振り返り|Uber(ウーバー)
デリー空港にはピックアップゾーンがちゃんと設けられています。

デリーとグルガオンの移動手段で個人的に嬉しいのが、Uberが普及している点です。

中長距離の移動の際、Uberがあるおかげで変な心配をしながらタクシーを使う必要がありません。なんならオートリキシャ(トゥクトゥク)や二人乗りタクシーを呼ぶこともできるので、近距離移動もUberを使っているという人は結構多いかもしれません(と言う僕もその一人)。

ただ、インドでUberを使う際は、いくつか注意点があります

まず一つ目が、乗る際に「OTP (One Time Password)」が必要な点です。ドライバーの名前と車のナンバーの他に、4桁の数字が表示されるので、それをドライバーに伝えます稀にこのOPTを勝手に入力してなぜか運転を始められるドライバーがいるので、ちゃんと伝えたOTPを入力しているか注意しましょう。僕は一度このドライバーに出くわしました…)

二つ目は、インド国外で使ったことがないインターナショナルクレジットカードはほぼ間違いなく使えないです。

どういうことか、僕の実際の例をお伝えします。

僕はインドに来てUberを実質初めて使ったのですが、その際、支払い方法で登録したインターナショナルのクレジットカードが使えなかったのです。

最初の1回目だけかと思いましたがそういうわけでもなく、結局その後ずっと使えず、他にはスマホのバーコード決済があるのですが、銀行口座を持っていない僕はそれも使えず、結局現金(キャッシュ)で払っていました。

ただ、一度ドバイに行く機会があり、その際にクレジットカードでUberを利用。その後インドに帰ってきてUberを使うと、今まではじかれていたそのクレジットカードで決済ができるようになっていたのです!

なので、もしインドでUberを利用する可能性がある場合は、事前に他の国で一度、インドで使いたいクレジットカードでUberを利用しておくことを強くオススメします。Uberのドライバーに限らずインド人は細かいお金を(なぜか)持っていないため、お釣りがないと言って大きな額を渡さざるを得ないことがあるからです。

最後三つ目、Uberドライバーは英語を話せないことがとても多いです。

これは行き先が決まっているUberではそれほど大きな問題ではありませんが、例えば、合流ができずメッセージや電話でやり取りするというときや、もし途中で行き先を変更したいなどの場合は、やり取りに苦戦する可能性があります。

こればかりはもうしょうがないと割り切るしかないとこではありますがね…。

※ちなみにインドは「OTP大国」と言って良いほど、何かとOTPを要求されます。上述のBlinkitでもたまに出てきますし、服屋で最初に買い物をした時もなぜか電話番号を伝え、OTPを伝えました。インドで生活する際は、「OTP」という言葉を幾度となく聞くことになるでしょう。


インドの携帯電話

インド短期出張生活の振り返り|携帯電話・simカードの契約_airtel

インドの携帯電話事情ですが、現地でsimを契約するのなら、最大手のairtelならまず間違いはないでしょう

空港でもsimカードの契約ができますが、インドに暮らすことになるのであれば、街中のairtelショップに行くのが無難です。

また最近、「契約時にインドの番号に送られるOTPが必要」というルールができたようで、これは実質、他の人と一緒にショップへ行く、あるいは、時間を示し合わせてOTPを確認してもらわなければいけない状態、つまり、自分一人では契約ができない状態となっています

新任でインドへ出張・赴任する場合は誰かしら現地にいるかと思いますので、携帯の契約は現地で生活している方にサポートしてもらうのが一番でしょう。

なお、携帯電話の支払いでも、インターナショナルのクレジットカードははじかれてしまいますので、現地の銀行口座を持っていない場合は、SMSに支払いの案内がきたら、店舗まで行って現金で支払う必要があります(しかも、すべての店舗で現金払いを受け入れてくれるわけではないっぽい…)。もし、短期出張などで銀行口座をつくる予定がない場合は、その店舗で現金払いができるか、契約時に必ず確認しておきましょう。


インドの物価

インド短期出張生活の振り返り|物価・買い物

最後にインドの物価についてです。

日本に比べると、やはりインドの物価は基本的には安いです。

僕がよく買うものでは、水は5Lのボトルが70ルピー炭酸水が750mlで20ルピー食パン(写真のもの)が50ルピー玉ねぎが1kgあたり34ルピーほうれん草が1kgあたり29ルピーブドウ(海外でよく見るタイプの)一房70ルピースイカ1玉150ルピー前後、ドラゴンフルーツ1つ150ルピー前後、、、というかんじ。

水が安いというのは想像の範囲内ですが、自分としては、ほうれん草、ブドウ、スイカの値段は結構衝撃的でしたね…!

反対に、海外から入ってきた化粧品や衣類、食品ではリンゴなど一部の果物や野菜、卵、牛乳、シリアル、お肉・お魚あたりは、日本円換算したら日本で買うのと同じくらいの値段になります。

※2024年4月時点では、1ルピー=約1.8円です。


インド生活の振り返り(3ヶ月時点) まとめ

3ヶ月が終了!インド短期出張生活の振り返り

ということで、今回はインド生活が約3ヶ月経ち、残り1ヶ月となったタイミングで、ここまでのお話やインド生活についてをまとめてきました。参考になりましたら幸いです!

自分としては、あと1ヶ月はここまで行ってきた旅行先のまとめやインプットしたもののアウトプットをしつつ、最後にデリー観光ができればいいなぁと思っています。その際の旅日記やインドの観光案内も発信していく予定ですので、ぜひ今後も、このブログをお楽しみいただけると嬉しいです!

また、映像でお楽しみいただきたい方はYoutubeでも発信していますので、ぜひこちらもよろしくお願いします!


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