みなさんこんにちは、旅狼かいとです!
今回ご紹介するのは、嵯峨野・嵐山の中心地である「渡月橋」です!
古くは和歌に、現代でも数々の名曲に歌われる嵐山のシンボルとも言える景勝地。
橋の下を流れる大堰川と後ろにそびえる嵐山や小倉山との風景は京都だけでなく日本でも随一の見応えを誇っており、京都・関西に行ったら一度は絶対にいきたい観光名所です!!
そんな”平安からの名所”である渡月橋の魅力を、この記事ではドドんとお伝えしていきます!
嵐山に行こうか迷っているあなた、京都へ観光して行き先を考え中というあなたに特にオススメの記事となっていますよ!
嵐山について

まずは「嵐山」についてざっくりとご紹介。
厳密に「嵐山」というと渡月橋の西側にそびえ立つ山を指すのですが、、
観光地としての「嵐山」は「渡月橋周辺」という解釈となるのが一般的で、これには渡月橋の東側にあたる嵯峨(野)地区も含まれることも多いです。
嵐山は平安時代に貴族の別荘地とされた歴史があり、その影響もあってか嵐山を題材として多くの詩や和歌が詠まれています。
そんな、日本でも随一と言える素晴らしい景観は現代でも健在で、「日本さくら名所100選」並びに「日本紅葉の名所100選」に選ばれているように、春は桜の、秋は紅葉の名所としても非常に有名ですね!
もちろん、新緑と晴れ渡る空に囲まれた夏と、白銀の雪化粧を纏った冬も必見ですよ!!
渡月橋について

そんな嵐山にかかる橋「渡月橋」について、ここから詳しくお話ししていきます。
渡月橋は、平安初期の承和年間(834年〜848年)に僧・道昌が架橋したのが最初といわれています。
「渡月橋」という名前の由来は、亀山上皇が橋の上空を移動していく月を眺めながら
「くまなき月の渡るに似る」
と感想を述べたことから。
実は渡月橋、「大堰川(おおいがわ)に架かる橋」とも「桂川に架かる橋」とも紹介されているのですが、それは、渡月橋の下を流れる川が、渡月橋を境にして上流が「大堰川」と呼ばれ、下流が「桂川」と呼ばれているからなのです。
橋をまたいで川の呼称が変わるというのはなんともおもしろいお話ですよね!
最近ではアニメ『名探偵コナン』の主題歌中にも名前が出てきて、若者の間でも地名度がググッと上がった渡月橋。
紅葉の季節になると、紅、黄、緑と彩豊かに”秋の色”に染まる小倉山を背にした渡月橋が一層魅力溢れる風景となり、常に人気のある渡月橋の一年の中でも、一番の見応えともいわれます。
嵐山エリアは日中非常に混雑しますので、朝一に渡月橋を訪れることをオススメします!
ゆったりと川の水音に耳を澄ませながら、平安時代から続く渡月橋と小倉山の絶景を眺める。。
大変に”乙”な時間を過ごさせていただきました!
渡月橋の観光案内

紅葉の見頃
色づき始め:11月中旬
見頃:11月下旬~12月上旬
イベント
毎年11月:嵐山もみじ祭
毎年12月上旬:嵐山花灯路
桜の見頃
3月下旬~4月上旬
観光のおすすめ時間
朝8時前後
お店が開いていないのでまだ食べ歩きなどはできませんが、ピーク時は渡月橋は人でいっぱいになります。
人の少ない時間帯で写真を撮ったり、落ち着いてゆっくりと雰囲気を楽しみたい方は、午前中のさらに前、朝の時間に訪問し、ここからお寺などを巡り始めると良いでしょう。
アクセス
嵐電(京福電気鉄道嵐山本線) 嵐山駅 徒歩2分
JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅 徒歩15分
阪急嵐山線 阪急嵐山駅 徒歩4分
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