【万博攻略】何時までいるべき?パビリオン予約の方法・コツ・おすすめは?徹底解説!【裏技も紹介】

みなさんこんにちは! 旅狼かいとです。

今回は、限られた2日間という中で全力で大阪万博のパビリオンをまわった、僕なりの「万博攻略法」をご紹介していきます。

行ってみて本当に実感しましたが、万博はマジで「情報戦」であり、「スマホを制したものが万博を制す」といったところです。

「関西圏に住んでいるわけではないので、今回で可能な限りパビリオンをまわりたい!」
「いつでも行けるけど、可能な限り1日〜数日だけでメインどころをまわりたい!」
「行くからには、万博を全力で楽しみたい!」

といった方々へ向けた記事になっていますので、この記事が少しでもあなたの万博観光の楽しみに貢献できれば幸いです!

目次

事前に予定は立てておく

まずは「事前に”万博で何をするか”」、計画を立てておく。これは必須中の必須です。

旅行に行く時も、ディズニーに行く時も、USJに行く時も、ちゃんと楽しもうと思ったらある程度はどこに行くか目星をつけておきますよね? それと同じです。

「万博に行く」という予定だけでは、いざ入っても「じゃあどこいこうか?」となるだけです。

ネットで情報を得られる方は、ネットだけで情報収集でも問題ありません。

僕は、情報収集する際は最低一つは紙の情報源(つまりは本・ガイドブック系)が欲しいタイプなので、本屋さんで立ち読みして一番自分に合っていた「Walkerムック」の『大阪・関西万博攻略MAPを購入しました。ガイドブックごとに各パビリオンの紹介方法(文字の配置や写真の有無)が絶妙に異なるので、正直、これは実店舗で自分で見てみて、一番合うものを買うことをオススメします。


行くからには、最初から最後までいるべき

これも必須に近いことではありますが、どうせ行くなら早い時間から入って、閉館の22:00近くまでいることをオススメします。

当然ではありますが、みんながみんな最初から最後の時間までいるわけではないため、行列ができるパビリオンは、入場してすぐの午前中早い時間と、夜の時間に空く傾向にあります

また、日本館は9:30~10:30と19:00以降は先着順で入場が可能となりますし、アイルランド館も朝は予約なしでの入場が可能かつ先着順で整理券配布となります。夜にはプロジェクションマッピングが行われたりもしますし、何より、夜の大屋根リングの風景、そして、大屋根リングからの万博の夜景は、皆さんが思っている以上に良いものとなるはず!(少なくとも、僕は予想していたよりずっと素敵な風景だと感じました。笑)

また、後述していきますが、パビリオンをガチで巡るなら、事前予約と当日予約は必須です。特に当日予約は、9:00に入場した方の方が圧倒的に有利ですし、今回の僕のように10:00入場になってしまった場合でも、夕方以降の時間なら人気パビリオンであっても取りやすいと感じました。

個人的には、どうせ万博に行くのであれば、目一杯会場にいることをオススメしたいです。

入場開始の時間は、9:00枠は早めに埋まってしまいます。10:00入場になった場合でも、少しでも早く入りたい場合は、9:00すぎには会場に到着して、10:00の入場開始とともに入ることをオススメしたいです。僕は、1日目は10:15ごろ、2日目は会場到着が遅れてしまい、結局10:30過ぎになってしまいました。どうせゲート前で30分以上は待つことになります。であれば、パビリオンを1つでも多くまわりたいのなら、早めに着いて損はないと思いますよ!

なお、僕はここまで万博にハマると思っていなかったので、2日目は夜のフライトを入れてしまっていました。夜に帰るにしても、せめて時間に融通がきく新幹線の予定にすればよかったと、ここを一番悔やんでいます…。


事前予約は可能な限りしたい

これはいつ万博に行くことを決めたかにもよりますが、事前予約はできる限りしておきたいです。人気・評判が良いパビリオンは、やはり完全予約制のパビリオンだったり、当日並んで入ることもできるけれど事前予約優先のパビリオンだったりします。

パビリオンの事前予約は、

①2ヶ月前(抽選)
②7日前(抽選)
③3日前(0:00~の先着)

となります。

2ヶ月前から予定を立てることができれば理想ですが、最低でも7日前(1週間前)には予定を立てて、抽選に申し込んでおきたいところです。「当たればラッキー!」くらいに思っておくべきですが、僕は2日間行ったうち、2日目(木曜日)に「大阪ヘルスケア モンハンDX」の抽選が当たりました!

Screenshot

3日前の予約は日付が変わると同時の先着順になりますが、僕は2日分ともアクセス集中による順番待ちとなり、1:00に入った頃にはすでに完売という状況でした(そりゃそうだ)。(なぜこういうのは先着順にするのかいまだに僕はわからないのですが、)とりあえず、3日前の先着順は本当に運次第ですので当てにしない方が良いでしょう。

👉 個人的な事前予約することをオススメしたいパビリオンはコチラ!(Coming soon!)


戦略的に捨てる・訪問するパビリオンは割り切る

事前予約の結果が出て当日の予定を具体的にしっかりと決める際、「戦略的に捨てる」ことは非常に重要です。そりゃあ、いきたいパビリオン全てに入ることが理想ではありますが、何事も理想を追い求めすぎると必ず破綻します。笑

かく言う僕は、2日目は、1日目が幸運にもうまく巡ることができたことをいいことに欲をかきすぎてしまい、勿体無いまわり方をしてしまったと後悔しています。

では、何をすればいいのか?

具体的には、「訪問したいパビリオンの優先順位をしっかりとつけておく」ということです。

何度か行けば「こうまわるのが一番効率が良い」と順番まで掴めると思いますが、さすがに行ったことがない方がここまでやるのはかなり情報を集めて想定しないと難しいと思います。

そこまではせずとも、最低限、「優先順位」はつけておきましょう。

僕が優先順位を考える際に軸にしたのは、

①入ってすぐに並ぶパビリオン
②昼に並んで入るパビリオン
③夕方〜夜に並んで入るパビリオン
④当日予約を取りたいパビリオンの優先順位
⑤捨てるパビリオン・エリア

です。万博会場は広いので、⑤も意外と重要だと行ってみて改めて感じました。余計な移動をせずに済みます。

僕の場合、1日目は、

①フランス館
②イギリス館とあわよくばアイルランド館(結局アイルランドは、整理券配布の方法を入場後に知って捨てました笑)
③イタリア館とあわよくば日本館
④ガンダム、null2、いのちの未来、住友館など ※1
⑤フランス以外のエンパワーリングゾーン(Pエリア)とコネクティングゾーン(Cエリア)

と設定して、夕方までしか滞在することができなかった2日目に、1日目に捨てていたエンパワーリングゾーン(Pエリア)とコネクティングゾーン(Cエリア)を巡ることを予定していました。実際、1日目は本当に、フランス館より南側のPエリア(スイスやオーストリア、トルクメニスタンや北欧館がある南のエリア)とCエリア(ドイツ館やスペイン館などがある北側のエリア)には一度も行きませんでした。この方法はとても効率が良かったと今でも感じています。

※1 当日予約について、オススメのパビリオンや詳しい戦略はコチラの別記事でまとめています! (Comming soon!)

しかし、前述の通り、逆に2日目は欲をかきすぎて、本来予定していた2つのエリアをうまくまわることができませんでした。というのも、1日目にどうしても行けなかったルーマニア館に行きたいがために、早い時間に取れていた当日予約を捨てて長い距離を移動した挙句、結局ルーマニア館が機材トラブルで想定以上の待ち時間となり入ることができず、かなり時間をロスしてしまったからです。

もちろん、ルーマニア館が通常通り営業していれば問題なかったのかもしれませんが、欲を出して、効率よくまわるためにあえて捨てていた場所に行ってしまったため、本来予定していたドイツ館、ブラジル館、中国館、クウェート館、北欧館のいずれかに並ぶチャンスを失ってしまったのです。また、当日予約の枠も、もしかしたらもう一つ取れたかもしれません。

こんなかんじで、事前に割り切りつつ予定を立てておくことは非常に重要だと個人的には感じています。

①〜③それぞれにオススメしたいパビリオンの候補

当日予約はどの時間に取れるかわからないため、また、特に昼の時間は、一時的に並んでの入場を制限している(受け付けていない)パビリオンもあるため、「②昼に並ぶパビリオン」と「③夕方〜夜に並ぶパビリオン」は、近いパビリオンでいくつか候補を揃えておくと良いです。並ぶ時間や位置関係によって選ぶ必要が出てきます。

①入ってすぐ(朝)並ぶパビリオン

:こちらは1ヶ所を事前に選んでおけば良いと思います。

9:00入場の場合

アメリカ館:常に大行列なので9:00入場の強みが生きる。特に東ゲート入場の場合はオススメ

イタリア館:常に大行列なので9:00入場の強みが生きる。特に西ゲート入場の場合はオススメ

日本館:9:30~10:30は先着順で入場可能。特に東ゲート入場の場合はオススメ

10:00入場の場合

フランス館:10:00開館のパビリオンなので、人気の割にそれほど並ばずに済む可能性あり。特に東ゲート入場の場合はオススメ。僕は実際、20分ほどで入ることができました。

ドイツ館、クウェート館、カナダ館、ベルギー館、PASONA館:人気パビリオンなので午前中がオススメ。僕が行った際は、午後は一時的に入場制限がかかっていたので、昼の予定に組み込むことはそもそも並ぶチャンスさえ得られない可能性があるためオススメしません。

イタリア館(西ゲート入場の場合):すでに行列ができているとは思いますが、西ゲートからならイタリア館は近いためオススメです。東ゲート入場の場合は、移動時間が勿体無いと個人的には感じます。

※ちなみに、もし僕が再び”東ゲート”から10:00入場で入るのであれば

Ⅰ)フランス館の待ち時間をチェック→1時間以内であればフランス館に入る
Ⅱ)フランス館が1時間以上の場合は、ドイツ館かクウェート館へ。その後、PASONA館かベルギー館へ

と組むと思います。もちろん、あとは興味次第ということが前提ではありますので悪しからず…!

②昼に並ぶパビリオン

イタリア館以外の並ぶ必要があるパビリオン:ざっくりで申し訳ないですが、ここは本当にあなたの興味次第というところです。ぶっちゃけ、人気パビリオンに行きたいのなら60~90分待ちはどこも覚悟すべきです。

③夕方〜夜に並んで入るパビリオン

ここまでで入っていない人気パビリオン、日本館:夕方以降は帰る人が出てくるため、当然日中に比べると人が減ります。なので、日中、ここまでの時間で訪問できなかった人気パビリオンに並んで入りましょう。

あるいは、日本館は19:00以降も先着順の入場になるので、日本館に早めに並び、あわよくば、最後にもう一つのパビリオンに入る、というのも手だと思います!


列に並んでいる時も勝負!(当日予約ポチポチ&もぐもぐタイム)

最後の戦略。それは、パビリオンガチ勢にとっては、もはや列に並んでいる時間さえも勝負であるということです!

具体的にいうと、まず、列に並んでいる時間は、必ずスマホで事前予約を取るチャレンジをしましょう。

当日予約の空き枠は、おそらくあなたが思っている以上に出てきます(実際僕も、意外とたくさん出てくることに驚きました)。そして、意外とみんな、当日予約の空き枠チャレンジはしていないということです。

Screenshot

もちろん、数千・数万人と数人の空き枠をかけて先着勝負をしないので、「絶対に取れる」というわけではありません。平日と土日祝日だとさらに状況は変わるかもしれません。

ただ、3日前の先着順勝負に比べると、遥かに取りやすいと個人的には感じました。本当に、タイミングが合えばちゃんと取れます。実際僕は、平日ではありましたが、1日目・2日目ともに当日予約で2ヶ所ずつ入ることができましたし、何度か取ったものをキャンセルして取り直しもしているので、実際には4回ずつくらいは予約が取れています。

各国の人気パビリオンに並ぶ時間、各パビリオンでの見学・体験時間を考慮すると、予約で入れるのは、多くて3~4箇所だとは思います。ただ、この3~4箇所を当日予約で得られるチャンスは十分にあります。

特に、開始時間の30分前とかに出てくるところが多いので、並んでいるパビリオンに入る直前とかまで見ておくことをオススメしたいです。

「null2」や「いのちの未来」といった大人気のシグニチャーゾーンはもちろん、予約者限定かつ非常に人気の「大阪ヘルスケアパビリオンのリボーン体験」や「住友館」といった東ゲートゾーンのパビリオンも結構出てきます。

また、パビリオンガチ勢は滞在時間の効率化が必須です。つまり、「食事は列に並びながら」が最適解、というか、唯一解です!笑

当日予約が完了したら、次に食事をとりましょう。幸い、万博は食事の持ち込みは自由ですので、パンやおにぎりなど、立ったままでも食べやすいものを事前に準備するのがコスパ的にもタイパ的にも最もオススメです。

もちろん、「せっかくの万博なのだから、食事も楽しみたい!」という方もいるでしょう。そんな方は、テイクアウトがオススメ! ほとんどのフードはテイクアウトが可能なので(というか、大体の方がテイクアウトして大屋根リングしたの椅子で食べている)、気になるものを購入して、列に並びながら食べるのがよいでしょう。

ちなみに、「万博会場の食事は高い」という口コミがかなり多いですが、それは一部のメニューとアルコール系だと個人的には感じました。確かに、「万博の外で食べればもう数百円くらいは安いだろうなぁ…」と思わなくはないですが、各国の特徴が出た食べ物や、”未来”が意識されたビーガンメニューなど、「万博ならではのフード」であれば全然許容範囲だと個人的には感じました。意外と量もあって満腹感もあったので、ぜひ”万博フード”も楽しんでみてください!

当日予約の裏技:空きがあるパビリオンのみ表示させる方法

3日前予約と当日予約は、「パビリオンの一覧の中から空きがあるものを選択して登録する」という作業になるのですが、何もせずに臨む場合、すでに空きがないパビリオンもごっちゃになって一覧に表示されます。

つまり、スクロールの時間があまりに無駄になるということ。

そんな残念なUIからおさらばし、「空きがあるパビリオンだけ表示させる裏技」があります!(僕が知っている方法は、申し訳ないことにiPhoneのみ使用可能です…!)

それが、SafariのCSSに下記のスクリプトを書き込んでおくということ。

.style_search_item_note__vExQQ,
.style_event_links__jS3Q_,
.style_search_item_row__moqWC:has(
img[src*=”calendar_none.svg”]) {
display: none !important;

こんなかんじでCSSに入力すると、、
空きがあるパビリオンだけが表示されます!

※1 当日予約についてさらに詳しくはコチラ! (Coming soon!)


まとめ

ということで、今回は僕なりの「限られた時間の中で、万博パビリオンをガチでまわるための戦略」をご紹介してきました。

このまわり方が少しでも参考になりましたら幸いです!

おまけ:(買う場合は)お土産購入は閉館間際一択!

ちなみに最後の最後に、、

もしお土産を購入されたい場合は、「閉館時間間際にゲート近くのオフィシャルショップで買う」の一択だと個人的には感じます。

確かに閉館間際は大混雑ですが、閉館時間22:00に対し、すべてのパビリオンは21:00か21:30終了となっています。これは「受付終了時間」というわけではなく、あくまで「パビリオンを閉める時間」だと考えた方がよいので、各パビリオン、実際はもっと早い時間に受付終了(=列に並ぶことができなくなる)となります。

なので、22:00までいるとしても、22:00目一杯までパビリオンを見てまわれるわけではありません。そんな中で、貴重なパビリオンを見られる時間をお土産購入に当てるなんて勿体なさすぎる…! と個人的には感じるのです!!笑

オフィシャルショップは「21:30までにお店に”入れば良い”」ので、最後のパビリオンを見学し終える、あるいは、大屋根リングの夜景を堪能して、ゲートに21:30前までに到着するように向かえばokです。大丈夫、お土産だけは逃げません(その日時点でそもそも売り切れ・入荷待ちの商品はありますが、それはもう運です。笑)

👉 万博を実際にガチで巡った際のレポートもぜひ参考にしてみてください!

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