みなさんこんにちは! 観光情報サイト「旅狼どっとこむ」の旅狼かいとです!

今回は、京都の嵐山で知る人ぞ知る紅葉の名所「宝厳院」へ行った際の旅日記です!

宝厳院は国内旅行屈指の観光スポットである天龍寺の隣に佇む寺院で、秋の紅葉と春の青もみじが見どころの”隠れ名所”。春と秋の特別拝観の期間にしか入れない貴重な景色を今回はたっぷりとお届けしますので、ぜひ旅行前のイメージやモデルコースを膨らませるのにご活用ください!

👉 宝厳院の詳しい紹介はコチラの記事をご覧ください!


秋の宝厳院「獅子吼の庭」へ!

ということで、さっそく宝厳院へ行った様子をご紹介していきます! 11月中旬の秋の限定公開期間になります!

枯山水がお出迎え!

宝厳院は”境内のほぼすべてが庭園“という形になっており、庭園には「獅子吼の庭」という名前がついています。「獅子吼」は「獅子が吼えて百獣を恐れさせる」というところから転じて「仏が説法する」という意味だそうです。

そしてその名の通り、獅子吼の庭に入って最初に出迎えてくれるのが、石や岩によって禅宗の修行の厳しさを表現したという枯山水なのです!

この石庭全体で「獅子の咆哮に諭されたことで苦海を渡り、釈迦如来のもとに説法を拝聴しに行く獣(十二の干支)」を表現しているそう。全体に広がる丸石によって表現されている「苦海」は仏教用語で「苦しみが際限なく広がるこの世」のことを示しており、釈迦如来は3つの岩が並んだ「三尊石」で、獣は獣石で表されています。

これに加えて、舟に似せた石によって苦海を渡りきれない諸人のための舟も表現し、すべての生命に釈迦如来の説法を聴いてもらう準備をしているとも言われています。

また、中央やや左にいくつかの岩が組み合わされている部分があり、そこでは「激流の滝を登り切った鯉が龍となった」という伝説が由来の言葉「登龍門」を表している「瀧門瀑」が表現されています。

「瀧門瀑」は悟りを開くために過酷な禅宗の修行に挑む僧たちの心の支えであると同時に、修行へ励むためのシンボルでもあるそう。

こうした庭園の解釈はある程度頭の中に入れておいた方が、やはり観光は楽しくなるものですね!

庭園の見方がわかるかどうかで、よりこの庭園の素晴らしさがわかりますからね!

にしても、本当に向こう岸にいる”何か”に向かって舟が海を渡ろうとしているように見えます。水を石によって描く枯山水は本当に日本庭園ならではの美しい表現方法ですよね!

本格的に獅子吼の庭を進みます!

石庭を横目に進むと、いよいよ紅や黄、橙に染まった木々とご対面です!

いいかんじに空が開けて見えるのも良いポイント!
色づき始めのこの時期ならではのコントラスト!
こうした草や花々も美しいです!
回遊式の庭園は順路を進むタイプです。
蕾でしょうか?
こういうちょっとした塔(?)はアクセントになって画になりますね!
こんなところも撮ってみる。カメラを手にしていると何でもかんでも撮りたくなる…!
この緑と紅葉のコントラスト、僕は大好きです!!

本堂まで来ました!

境内(庭園)最奥の本堂まで来ました。今回は本堂にははいりませんでしたが、本堂のまわりは一面の紅葉とはまた違った雰囲気でとても心地よい場所でしたよ!

色づき始めならではの雰囲気ですね!
爽やかさと暖かみがミックスした感じがとても清々しいです!
“日本らしさ”って言葉だとなかなか表現できませんが、こういう雰囲気のことを言うのが一つだと思うのです。。
写真では伝わりませんが、、小川を流れる水の音も雰囲気づくりに一役買っていたんですよね〜

獅子吼の庭を歩いていきます!

名残惜しさを残しながら本堂を後にし、獅子吼の庭を進みます。
もはや獅子吼の”森”と呼びたくなる雰囲気!
敷かれた苔も素晴らしいコントラストに一役買っていますよね!

獅子吼の庭で見ておきたい名岩の一つが、大岩の「碧岩」ですね!

碧岩は約2億年前の海底に堆積した微生物やプランクトンが水圧によって押し固められることでできたチャートでできており、非常に硬いのが特徴です。

嵯峨野・嵐山では、大堰川上流や有栖川上流、龍安寺の山手から産出されていたそうで、パワーストーンとして触れていく方も多いそうですよ!

人の背よりも高い大きな岩でした!
芝の雰囲気も良いですね〜
天気のも恵まれて、本当によかった…!
ちょくちょく置かれている大きな岩も、何か意味があるのか考えたくなってしまいますね…!
この日は観光客の方も大勢いらっしゃいました。

そしてそして、こちらが宝厳院におけるもう一つ名岩「獅子岩」です。

その名の通り獅子に形が似ていることから名付けられた巨岩で、岩の性質は碧岩と同じチャートです。

まさに、”獅子吼”の庭におけるシンボルのような存在と呼べるでしょう!

向こう側に口を開けているように、、見えるかな?笑
本堂横の茶室のような庵のような、、平屋建ての建物が奥に見えますね!
“日本の文化”ってかんじの風景です!
岩と紅葉、そして青空。
色づき始めたもみじトンネル、ってところですね!
紅葉と竹、これも多くの寺社仏閣で見れるコントラスト! 赤い紅葉と緑の竹の対比ってとても映えますよね!
茶室の「青峰軒」です。

写真の左側に立つ垣は、竹の小枝を重ねた「豊丸垣」や「蓑垣」と呼ばれる垣の中でも、上部に屋根がついた宝厳院オリジナルの「宝厳院垣」と呼ばれる垣ですね!

ということで、庭園ともそろそろお別れです。
受付(庭園出入り口)前の「モミジのトンネル」。自撮りしたらめちゃくちゃ映えそうでした!

👉 お隣「天龍寺」についても合わせてご覧ください!


2022年の特別拝観

宝厳院は春と秋の年2回の期間でのみ公開される庭園です。2022年の特別拝観の予定は以下の通りになっています。

秋の特別拝観の期間

10月8日(土)~12月11日(日)

春の特別拝観の期間

3月19(土)〜6月30(木)

拝観時間

9:00~17:00
※受付終了:本堂は16:30、庭園は16:45

拝観料金

【庭園】
・大人:500円
・小中学生:300円
・弘源寺との共通券:900円

【本堂(別途必要)】
・大人:500円
・小中学生:300円

夜間特別拝観(ライトアップ)について

【開催期間】
11月12日(土)~12月4日(日)

【拝観時間】
17:30~20:30(最終受付は20:00)

【拝観料金】
・大人:600円
・小中学生:300円
※昼夜入替性

観光の所要時間

庭園のみなら30~45分、本堂を見るなら約60分

👉 その他「宝厳院」の詳しい紹介はコチラの記事をご覧ください!



秋の宝厳院に行ってみた! まとめ

ということで今回は、秋の紅葉の時期に嵐山の「宝厳院」へ行った際の旅の様子をお届けしてきました!

11月中旬ということで見頃はもう少し先というかんじでしたが、それでもこの時期ならではの赤と緑が入り混じった素晴らしい風景を楽しむことができました!

“院”ということもあり、お寺というよりは庭園がメインの雰囲気のある宝厳院。嵐山のみならず京都全体で見ても屈指の紅葉スポットであり、もみじや楓の名所です。

気になっている方はぜひ一度足を運んでみてください。僕がそうであったように、きっと期待以上の光景があなたを出迎えてくれますよ!