みなさんこんにちは!旅狼かいとです!

今回ご紹介するのは、「古都京都の文化財」の一つとしてユネスコの世界文化遺産に登録されている、嵐山の「天龍寺」です!

天龍寺といえば、「どこから見ても天井に描かれた龍がこちらを睨んでいるようにみえる」という「雲龍図」でとても有名ですよね!

ガイドブックでも雲龍図がフィーチャーされがちなので、
あなたも「雲龍図がずっと昔からあり、そのおかげで天龍寺そのものが有名になった
と考えているのではないでしょうか…?!

ですがですが…!!

実は天龍寺の最大の見どころは、日本で最初に史跡・特別名勝に指定された「曹源池庭園であるといわれており、しかも鎌倉時代〜室町時代の転換期に活躍した後醍醐天皇や足利尊氏と深い関係があったほどの歴史ももつのです!

お寺の規模もかなりのものとなっており、実際は「むしろ雲龍図の方がおまけ」くらいに思ってもよいのです!笑

このブログでは、そんな天龍寺の見どころや歴史、そして観光案内などを詳しくお届けしていきます!

嵐山へご旅行を考えている方、そして天龍寺を候補に考えている方は必見です!!

   

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天龍寺の見どころ

嵐山・天龍寺の百花苑_蛙と春の桜

まずは天龍寺の見どころをご紹介していきます!!

これさえ押さえておけば天龍寺観光、最低限はOKですよ!

曹源池庭園

京都・嵐山の天龍寺_紅葉に染まる曹源池庭園

冒頭でもお話ししたように、「天龍寺=雲龍図」と考えている人が多いですが、むしろ「天龍寺=曹源池庭園」といっても過言ではないくらい「曹源池庭園」は天龍寺一の見どころとなっています!

嵐山や亀山(小倉山)を借景に中央の曹源池を巡る池泉回遊式である曹源池庭園は、天龍寺の開山である「夢窓疎石」が作庭と伝えられています。

お寺のほとんどが明治時代に再建されている天龍寺ですが、この曹源池庭園は今なお創建当時の趣を残しているとして、嵐山のみならず京都屈指の庭園・名所として知られていますね!

実は天龍寺、日本で最初に史跡・特別名勝に指定され、さらに1994年(平成6年)12月には「古都京都の文化財」の一つとしてユネスコの世界文化遺産に登録されているのですが、この曹源池庭園と次ページでお話しするお寺の歴史によってそれらがなされたともいわれるほどなのです!

秋には紅葉に染まる風景を楽しめるが何よりの魅力ですが、見る場所によって多くの”見方”を楽しむことができるのも曹源池庭園のポイント!

庭園に臨む天龍寺最大の建物である大方丈から眺めるもよし、隣の書院である小方丈から眺めるもよし、庭園におりて見てまわるもよしです!

京都・嵐山_天龍寺の龍門の滝

また、方丈から見るとちょうど曹源池中央正面に位置する「龍門の滝」も見どころの一つになっています!

2枚の巨岩(鯉魚石)によって鯉が滝を登る様子を表現することによって、「出世や成功のための関門を通ること」を意味する中国の故事成語「登龍門」を表したものになります。

岩によって登龍門を表現する「龍門の滝」そのものは、実は結構多くの庭園で採用されているのですが、ふつう鯉魚石が滝の下に置かれているのに対し、天龍寺の鯉魚石は滝の流れの横に置かれており、鯉が龍と化す途中の姿を現しているという珍しい姿なのが特徴です。

方丈の縁側には座ることもできるので、ここで旅の合間の一息をつきながらのんびりと庭園の解釈を広げてみるのもおもしろいですよ!

  

百花苑

天龍寺の百花苑_紅葉

百花苑(ひゃっかえん)」は多宝殿から北門への苑路で、北門開設と同時に昭和58年に整備された庭園になります。

天龍寺の裏山にあたる部分であり、自然の傾斜に沿って苑路が造られているのが特徴です。

その名の通り四季折々の花々・木々を愛でることができ、春は桜夏は蓮や桔梗、半夏生(はんげしょう)、百日紅(さるすべり)といった花々を愛でることもできますよ!

特に秋の紅葉の時期は曹源池庭園とともに多くの観光客が足を運ぶ観光名所となっていますよ!

ちなみに天龍寺の北門を抜けると、嵐山・嵯峨野随一の観光名所である「竹林の小径」や、紅葉の名所や百人一首の聖地として知られる「常寂光寺」などへと進むことができます!

天龍寺の百花苑_春の花々

  

方丈

京都・嵐山の天龍寺_方丈から眺める曹源池庭園

大方丈と小方丈(書院)からなる天龍寺の方丈。

天龍寺最大の建物である大方丈は明治32年(1899)、小方丈は大正13年(1924)に再建されたものになります。

大方丈の本尊は釈迦如来坐像で、これは平安時代後期の作とされ天龍寺の造営よりもはるかに古いのが特徴ですね!

天龍寺は過去八度もの火災にみまわれているものの、そのすべてで守られてきたという、なにか特別な”パワー”を感じる仏像でもありますね!

広々とした畳敷きの部屋に見事な襖絵、そして縁側から眺める曹源池庭園。

あぁ、こんな家に住みてぇなぁ。。
と、きっと思うこと間違いなし!

それくらい居心地がよい雰囲気だったと個人的には感じています!!

天龍寺・大方丈

  

祥雲閣と甘雨亭

天龍寺_祥雲閣と甘雨亭

祥雲閣(しょううんかく)」と「甘雨亭(かんうてい)は、方丈から多宝殿へ上る廊下の右手にある茶室になります!

祥雲閣・甘雨亭ともに、昭和9年に後醍醐天皇を安置する多宝殿を建立した際、同時にその記念事業として建立されました。

祥雲閣はわび茶を大成した「千利休」が開祖である流派であり本家でもある「表千家」の茶室「残月亭」を模したもので、12畳敷きの広間に2畳の上段の間を床の間とする様式となっています。

甘雨亭は4畳半台目の茶室で、通い口前に三角形の鱗板をつけているのが特徴。
(台目畳:通常の丸畳の4分の3の大きさの畳のこと)

本家の表千家に対して分家である裏千家の14代家元「淡々斎」によって名付けられた茶室になります。

  

雲龍図(法堂)

天龍寺の雲龍図
画像引用:天龍寺公式ホームページ 雲龍図のご案内

どこにいても龍に睨まれているように見える「八方睨み」で有名な「雲龍図」!

なんだかんだいっても天龍寺の名スポットに変わりはないですからね…!

現在の雲龍図は、平成9年、法堂(はっとう)の天井に「天龍寺開山夢窓国師650年遠諱記念事業」として日本画家「加山又造」によって描かれました。

縦10.6m・横12.6mの天井に厚さ3cmの檜板159枚を張り合わせてその全面に漆を塗り、さらに白土を塗った上に直径9mの二重円相内に直接墨色でかかれた龍。

緻密ながらも生き生きと描かれており、思わず「オォ」と唸ってしまうほどの躍動感でしたよ!

通常時は土曜日・日曜日・祝日のみの公開ですので、平日を狙って観光をする方は注意してください。
春・夏・秋の特別参拝の期間は毎日公開されます。)

ちなみに、明治時代に再建された際は紙に書いたものが貼ってあったそうですが、損傷がひどく修復ができないということで現在のものになったそう。

もともとの雲龍図はその一部が保存されており、現在は毎年2月に大方丈で一般公開されています。

  

天龍寺の観光案内

天龍寺_方丈の縁側から眺める曹源池庭園.

拝観時間

庭園(曹源池・百花苑)

8:30~17:00(受付終了は16:50)

諸堂(大方丈・書院・多宝殿)

8:30~16:45(受付終了は16:30)

※10月29日の午前中と30日の午前中は休館日

料金

庭園(曹源池・百花苑)

高校生以上:500円

小・中学生:300円

未就学児 :無料

諸堂(大方丈・書院・多宝殿)

庭園参拝料に300円追加

京都・嵐山_天龍寺の春の曹源池庭園

雲龍図(法堂)について

開館期間

通常期間

土曜日・日曜日・祝日のみ

その他、行事等により参拝出来ない日あり

特別参拝(毎日公開)

春:2021年3月6日(土) ~ 7月11日(日)

夏:2021年8月7日(土) ~ 16日(月)

秋:2021年9月11日(土) ~ 12月5日(日)と嵐山花灯路の開催期間

※1月1日~2日、10月28日~30日は休館

拝観時間

9:00~16:30(受付終了は16:20)

料金

500円(庭園・諸堂とは別料金)

法堂西側で受付

天龍寺の百花苑_散りもみじとコケ

紅葉の見頃

色づき始め:11月中旬

見頃:11月下旬~12月上旬

桜の見頃

3月下旬~4月中旬

天龍寺の百花苑_春の桜

観光のおすすめ時間

開館直後

アクセス

嵐電嵐山駅 からすぐ

市バス 嵐山天龍寺前 からすぐ

駐車場は120台分完備

   

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⇨次ページ 天龍寺の歴史と実際に行ってみた様子!!

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