雪が降ったと思ったら極暖ヒートテックを着ていると暑いくらいの日もあったりと、春に向けて気温が安定しない日々が続いている城崎温泉でございます。

全国的にもこういう天気なのでしょうね〜。

そんな城崎からお届けする今回のReゾバ記事はライト版。

赴任当初から達成しようと思っていたことのひとつである、「志賀直哉の『城の崎にて』を城崎温泉で読む」ということを達成したご報告です!

 

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志賀直哉の『城の崎にて』

志賀直哉の『城の崎にて』は、山手線の電車にはねられて重傷を負った志賀直哉自身(作中では「自分」と書いている)が、療養のために城崎温泉に滞在していた際のお話で、話題の中心は志賀直哉の「死と生への考え方」といえるでしょう。

窓から見える屋根の上に横たわり、しばらくして雨に流されてどこかへ流れてしまった蜂の死骸、川で溺れ、人間たちに遊ばれている鼠、そして、自分が投げた石に当たって死んでしまった蠑螈(いもり)。

この3匹の生命に触れながら、自身の命や「死」と「生」について語るという内容になっています。

蜂の死骸からは、「死の静かさ」を感じ、その静かさに親しみを覚えた自分。

溺れている鼠からは、「静かな死」に到達するまでにある動騒に恐怖を感じた自分。

自分が投げた石が意図せず当たり死んでしまった蠑螈からは、「生と死の偶然性」を感じた自分。

「死」と直面したからこそ感じる感性によって、生きていることと死んでしまっていることは両極ではなく、差はないものだという感慨を覚えた自分。

そんな「自分」の感情を、城崎温泉で過ごしていたうちのとある一日で感じた様子が描かれていました。

「物語」というよりはある種の「哲学書」のようにも感じた『城の崎にて』は、同じ文庫に収録されている他の作品とは、雰囲気や印象がずいぶんと異なる作品であったのは間違いありませんね。

志賀直哉が言及している「生と死の境界」であったり、「生きていることと死んでいることの違い」というのは、哲学的な意味合いで持ち出すと結構深いところまで考えが行きつきそうな話題ですよね。。

「生きながらに死んでいるようなものだ」なんて表現は、退屈な人生・面白みのない生活に対してよく用いられます。

このワンフレーズを意識するだけでも、僕はいろいろと危機感だったり「やらないとな」といった気分が湧いてくるのですが、、あなたはどうですか…??

 

 

 

『城の崎にて』を城崎温泉で読んでみて

志賀直哉が療養のために宿泊していたと言われる「三木屋」

正直言って、城崎温泉で『城の崎にて』を読んだからと言って、これといった感慨のようなものはありませんでしたね。。笑笑

まぁこれは、僕が特別に志賀直哉のファンじゃないっていうのと、日本文学に対してはあまり興味がないことが原因と思われますが。笑

しかし、作中での城崎温泉の街並みや旅館の様子などは容易に想像することができましたので、やはり小説や映画に登場する場所に足を運ぶというのは、想像力をより掻き立ててくれ、物語により深く入り込むことができると感じました。

作品の舞台に足を運ぶ「聖地巡礼」は、いつの時代までも続いてくれる旅の目的になりそうですね〜!

 

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城崎温泉でのリゾートバイトもあと1ヶ月半!!

というわけで、今回のブログはある意味“ブログらしい”日記調のものとなりましたね!

本来ならこういう内容のものももっと書いていきたいのですがね…。
いかんせん、本当に時間が限られているもので・・(これは最近マジのマジ。笑)

このへんのリゾートバイトの現実といいますか、「実際やってみて」という内容の記事はいずれ必ず書きますので、リゾートバイトに興味があるという方はぜひその時また、僕のブログを読んでくれると嬉しいです!

もちろん、リゾバに興味がない方も、旅狼どっとこむの様々な国や日本の観光地についての記事を見てみてくださいね!

城崎温泉でのリゾートバイトも、気づけばあと1ヶ月半。

というか、、2020年になってもう1ヶ月半とか、ほんと早すぎる…!!

時間が早く感じるというのは充実している証拠だとよく言いますが、、まったく早く過ぎすぎてやりたいことの半分もできていない状況です!!笑

  

p.s.

ちなみに、今回なぜ「ブックレビュー」として『城の崎にて』を紹介しなかったかというと、途中で飽きて全部読み切っていないからです。。笑

僕が買った新潮文庫の『城の崎にて』は、厳密には志賀直哉の作品集で、『城の崎にて』を含めて18もの作品が収録されています。

そのほとんどが(少なくとも僕が読んだ前半の作品は)、江戸時代〜大正時代の日本の様子を想像させるものとなっており、日常を描いたものが多いのです。

あいにくと僕の精神は、まだそういった作品を味わえるほど成熟していないようで、どうしても“落ち着きすぎている”作品を読み続けるのは、、ねぇ。。というかんじになってしまいました。笑

まぁ無理に読む本ほど退屈なものはないですからね。

ともあれ今回の志賀直哉の作品を読んで、「単純に読書そのものが好きなわけではなく、やはり好みの作品の雰囲気が俺にもあるんだなぁ」と改めて気付くことができました。
(少なくとも、海外の作家さんの作品の方が好きだという自覚は結構前からあるのですが。)

逆にいえば、今読書が苦手な方・嫌いな方でも、作品によってはハマるものがきっとあるということです!

ですので、まぁこれは読書に限った話じゃありませんが、過去の経験や先入観に囚われることなく、いろいろなことに手を出してみるというのは大切なことだと思います!

もしかすると、自分でも知らなかった自分に出会うことができるかもしれませんからね!

 

 

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