【2023秋版】厭離庵の入り口はどこ?予約は必要?特別公開期間・見どころ・拝観料などを徹底紹介!

厭離庵の入り口はどこ?予約は必要?見どころ・歴史・特別公開期間について|京都嵐山の隠れ家的紅葉スポットにして時雨亭跡地の観光名所

みなさんこんにちは! 観光情報サイト「旅狼どっとこむ」の旅狼かいとです!

今回は、紅葉に染まる京都の嵐山から「厭離庵」をご紹介していきます!

毎年秋の限られた時期にだけ特別公開されている、知る人ぞ知る紅葉の隠れ家的名所。小倉山の麓にひっそりと佇む厭離庵は、まるで外の世界と隔絶されたような不思議な雰囲気を醸し出していました。

そんな厭離庵の入り口の場所やアクセス、歴史や見どころ、予約情報など旅行前に知っておきたい情報をお届けします!


目次

厭離庵の歴史と名前について

まずは厭離庵を知る上で重要な、歴史とその名前について簡単にお話ししていきます!

時雨亭との関係

厭離庵-京都嵐山の隠れ家的紅葉スポットにして時雨亭跡地の観光名所_歴史

小学生や中学生、はたまた高校生の時に「百人一首」を覚えたという方もいるかもしれません。一般的に「百人一首」と呼ばれるものは、鎌倉時代初期に「藤原定家」が選んだ秀歌撰「小倉百人一首」です。

そんな藤原定家が百人一首を編纂したとされる小倉山の山荘「時雨亭」が、「嵐山地区の常寂光寺から二尊院の間のあたりにあった」とされているのです。そして諸説ある時雨亭跡の中でも、「厭離庵」は藤原定家と嗣子の為家のお墓が立っている時雨亭跡地なのです!

厭離庵-京都嵐山の隠れ家的紅葉スポットにして時雨亭跡地の観光名所_歴史-藤原定家と小倉百人一首

加えて江戸時代には、当時荒廃していた厭離庵を藤原定家の子孫である冷泉家が修復し、霊元天皇から今の名前である「厭離庵」の号を授かり再興を果たしています実際に定家の血縁者が関係を持ったという意味では、特別な”何か”があるのは間違いなさそうですよね…!

現在は尼寺となっており、毎年11月1日~12月7日の紅葉の期間のみ特別公開される厭離庵。その庭園の雰囲気と紅葉の美しさから、嵐山観光でも屈指の”隠れ家的名所”として知られていますよ!

👉 同じく時雨亭跡地がある「常寂光寺」についてはコチラ!

厭離庵の名前の意味

厭離庵-京都嵐山の隠れ家的紅葉スポットにして時雨亭跡地の観光名所_歴史-名前の由来・読み方

厭離庵の名前にある「厭離(えんり)は、「厭離穢土(おんりえど)という言葉にも使われている仏教用語です。

「穢れた土を厭い、離れる」と書く「厭離穢土」は、「汚れた現世を嫌って往生すること」を意味しています。「厭離」もほぼ同じ意味とされることから、厭離庵は”この世から離れる”ということをテーマに建てられた場所ということがわかります。

厭離庵-京都嵐山の隠れ家的紅葉スポットにして時雨亭跡地の観光名所_歴史-名前の由来-厭離穢土

なぜ「厭離庵」という名前が付けられたのかは定かでないようですが、実際に行ってみるとその名に相応しく、まさにこの世から隔絶されたような雰囲気をもつ場所でした。少し薄暗く、周りの音も聞こえないというのがとても印象的で、厭離庵にしかない空気感を味わえることは間違いありませんよ!


厭離庵の入り口はどこ?

厭離庵-京都嵐山の隠れ家的紅葉スポットにして時雨亭跡地の観光名所_入り口はどこ?行き方

厭離庵は期間限定公開ということもあり、場所がわかりにくいことでも知られています。笑

Google mapなどの地図を頼りに近くまで行くと手書き看板がところどころに見えてくるようになるので、素直にそれらの看板に従うと着くことができますよ!「この道でいいのか?」と思うような細い道を行くこともありますが、看板を信じて大丈夫です!

厭離庵へのアクセス

厭離庵-京都嵐山の隠れ家的紅葉スポットにして時雨亭跡地の観光名所_入り口・行き方・アクセス

〒616-8427
京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2
TEL:075-861-2508
・嵐電「嵐山駅」から徒歩約20分
・「常寂光寺」から徒歩約15分
・「二尊院」から徒歩約13分
・市バス28・91番系統「嵯峨釈迦堂前」から徒歩10分

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