皆さんこんにちは!旅狼かいとです。

突然ですが、「京都の紅葉の名所ってどこ??」と聞かれたら、あなたは何と答えるでしょうか?

「京都の名所は??」と聞かれれば、「金閣寺」とか「清水寺」とか、はたまた「伏見稲荷大社」なんて答えもあるかもしれません。

ですが、「紅葉」と特定されると、意外と答えられる人は少ないのではないでしょうか。

そんな方々にオススメしたい京都随一の紅葉の名所こそが、今回取り上げる「北野天満宮」なのです!!

もちろん北野天満宮以外にも、秋の京都で行っておきたい旅行先はたくさんありますが、もみじや紅葉を見に行くなら”ここだけは外せない…!”という観光名所になります。

なぜそこまで北野天満宮が推されるのか…??

そのわけを、北野天満宮の見どころや歴史、そして僕が実際に行った際の様子を、今回は特に秋の北野天満宮にフィーチャーしてお届けしていきますよ!!

   

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北野天満宮の見どころ

北野天満宮_御土居の紅葉と太鼓橋

北野天満宮は、福岡県太宰府市の「太宰府天満宮」とともに、”学問の神様”こと「菅原道真」を祀る全国天満宮の総本社として、天神信仰の中心的役割を担っています。

そんな北野天満宮について、まずは「絶対に見ておきたい・行っておきたい観光スポット」をご紹介していきます!

楼門

北野天満宮_楼門

見上げるほどの二階建ての門楼門は、華やかな桃山時代の様式で造られています。

門の中央にある額には『文道大祖 風月本主』と書いており、これは菅原道真を称えるものだそう。

迫力ある門のそばには、豊臣秀吉の時代に開かれた大規模な茶会「北野大茶湯」の跡もあります。

千利休が茶をたてる際に使用した水を汲んだとされる「太閤井戸」や北野大茶湯を記念した石碑も立っており、秀吉ファンは必見の名所といえますよ!

三光門

北野天満宮_三光門

三光門は、楼門と拝殿の間に建つ「中門」の北野天満宮特有の呼び名になります。

後西天皇御宸筆の『天満宮』の文字が掲げられたこの中門は、拝殿と並ぶ北野天満宮のシンボル的存在となっています。

名前の由来となっている「三光」とは空に輝く「日・月・星」の3つを表しており、門にこの3つを象った彫刻があしらわれていることから名付けられた、、はずなのですが…

実は北野天満宮の三光門には「星」の彫刻がないのです。

その理由として伝えられているのが、「かつて朝廷があった大極殿からこの北野天満宮を望むとちょうどこの中門の真上に北極星が輝いていたため、あえて星を刻まなかった」という伝説です。

これはつまり、「この地こそが天空と一つになって平安京を守っている」と解釈することができますよね!

この伝説は「星欠けの三光門」として今でも「北野天満宮の七不思議」に数えられているのですよ!

社殿

北野天満宮_社殿

北野天満宮に来たら絶対に立ち寄るであろう場所が、この社殿です。

総面積約500坪という非常に大きな桧皮葺屋根でできた北野天満宮の社殿は、祭神である菅原道真(天満大自在天神)を祀っている「本殿」と参拝者がお参りをする「拝殿」が「石の間」という石畳の廊下で繋がっているのが特徴です。

さらに、本殿の西に「脇殿」を、拝殿の両脇には「楽の間」を備えており、その複雑な構造は「八棟造」や「権現造」と呼ばれ、創建当時の神社建築の歴史を物語ってくれる貴重な遺構として国宝に指定されています。

北野天満宮_社殿・拝殿

現在の本殿は太閤「豊臣秀吉」の遺命により息子の秀頼が慶長12年(1607年)に造営したもので、唐破風(からはふ)や黄金色に輝く装飾、細やかな彫刻の数々は、豪壮・華麗、絢爛豪華な安土桃山文化の建築ならではの建築となっています。

毎月25日のライトアップでは吊燈籠に火がともされ、幻想的な眺めを見ることもできますよ!

また、本殿の前の広場には、左に梅が、右には黒松が植えられています。

穏やかな自然と歴史的な建築物が織りなす独特な雰囲気は、天満宮ならではのものではないでしょうか…!

北野天満宮_もみじ苑から見る社殿
御土居から見える社殿(本殿と拝殿)です!

御土居のもみじ苑

北野天満宮_もみじ苑の紅葉と太鼓橋

今回ご紹介している北野天満宮しかり、福岡・博多の太宰府天満宮しかり、「天満宮」は基本邸に「梅の名所」として長きにわたって人気を博していますが、ここ北野天満宮は「紅葉の名所」あるいは「もみじの名所」としても非常に有名です。

その要因となっているのが、この御土居(おどい)です。

京廻堤」や「新堤」、「洛中惣構え」などとも呼ばれるは「御土居」は、豊臣秀吉によって造られた京都を囲む土塁のことを指します。

天下統一を果たした秀吉が京都改造を掲げて行った事業の一つで、当時の秀吉の威光が感じられる…訳ではなかったのですが(笑)、今日では御土居は史跡となっており、特に北野天満宮の境内の一部に残る御土居は「もみじ苑」として紅葉の名所になっているのです。

紙屋川にかかる朱塗りの太鼓橋「鶯橋」や樹齢600年を超える木など、神社の境内とは思えない規模でもみじの林が広がっており、菅原道真も愛したという色鮮やかな紅葉と川沿いのせせらぎが、訪れた人の癒しとなっている様子は、まさに「日本の秋の風物詩」と呼ぶに相応しい風景と言えるでしょう。

北野天満宮_もみじ苑の紅葉

さらにこのもみじ苑、秋の紅葉の時期だけでなく春から初夏にかけて見られる瑞々しく清々しい「青もみじ」の名所としても非常に人気を博しており、一年を通じて日本の自然を楽しむことができる観光名所なのです!

僕が行った時期はちょうど紅葉の色づき始めという感じで、「真っ赤な紅葉」をみることは叶いませんでしたが、青もみじとほんのり色付いたもみじの絶妙なコントラストが素晴らしかったですよ!

北野天満宮_もみじ苑の紅葉

なで牛

北野天満宮_なで牛

北野天満宮をはじめとする菅原道真(天満大自在天神、天神様)を祭る天満宮では、「」を神の使いとして信仰しています。

「菅原道真が生まれたのが丑年」「道真が亡くなったのが丑の月の丑の日」「道真には牛がよくなつき、道真もまた牛を愛育した」「牛が刺客から道真を守った」などなど、菅原道真には牛にまつわる多くの逸話が残されていることことから、この信仰が生まれたと言われています。

また、「道真の遺骸を運んでいた牛が安楽寺の前で伏した」という伝説から太宰府天満宮に建てられた「御神牛」の像が、その後天満宮に置かれた牛の像のほとんどが”座っている”ことに繋がったとも言われています。

そんな”お座り牛”の像はなで牛と呼ばれており、自分の体の悪い部分を触るとその部位が治るご利益があるとされます。

特に、「牛の頭を撫でると道真由来の知恵・叡智を得ることができる」というご利益が有名で、パワースポットとしても知られていますね!

北野天満宮_なで牛なでなで

そんな神牛について一つ面白いエピソードがあります。

拝殿欄間の彫刻に刻まれた神牛だけ”立った姿をしている”ということで、「北野天満宮の七不思議」に数えられているのです…!

北野天満宮に足を運んだ際は、ぜひ牛にも注目してみてください!

梅苑

北野天満宮_舞殿かな?

天満宮といえば触れておかなければいけないのが、菅原道真が愛した梅が咲き誇る梅苑ですね!

北野天満宮の梅苑には、50種約1500本の梅の木が立ち並んでおり、中には早咲の「寒紅梅」や珍しい品種の「黒梅」なども見られます。

早咲きの梅は例年12月中旬頃からつぼみがふくらみ始め、開花は正月明けから。

2月下旬~3月中旬の満開の時期には約2万坪の境内中で、白梅、紅梅、一重、八重とさまざまに咲芽吹く梅の花々を愛でることができます。

見頃を迎えた後も、3月末ごろまで長く梅のお花見を楽しむことができますよ!

  

北野天満宮の観光案内

北野天満宮_もみじ苑の"煉獄"紅葉
俺はこれを「煉獄紅葉」と呼んでいます。笑

拝観期間

史跡御土居もみじ苑

2020年秋は、11月1日(日)~12月6日(日)

9:00~16:00

ライトアップ

2020年秋は、11月14日(土)~12月6日(日)

日没~20:00

紅葉時期は宝物殿拝観も同時開催

梅苑公開

例年2月初旬~3月下旬まで

公開中はお茶とお菓子を供する茶屋も開かれ、2月25日には梅花祭と梅花祭野点大茶湯が催されます。

史跡御土居の青もみじ苑

例年5月上旬~下旬

無休

拝観時間

楼門の開閉時間

4月~9月:5:00~18:00

10月~3月 5:30~17:30(ライトアップ期間はライトアップ終了まで)

宝物殿拝観

9:00~16:00

※新型コロナウイルス感染予防の観点から、しばらくは時期に関わらず下記の時間に変更中

参拝時間 6:30~17:00

社務所・授与所 9:00~16:00

北野天満宮_もみじ苑の紅葉と美しい空

料金

境内自由

宝物殿拝観

大人:800円

修学旅行生:250円

中・高校生:400円

こども:250円

未就学児童:無料

史跡御土居もみじ苑(茶菓子付き)

大人(中学生以上):1000円

こども:500円

ライトアップ(茶菓子付き)

大人:1000円

こども:500円

梅苑(茶菓子付き)

大人:1000円(中学生以上)

こども:500円

北野天満宮_もみじ苑の紅葉

紅葉の見頃

色づき始め:11月上旬

見頃:11月中旬~12月上旬

観光のおすすめ時間

毎月25日は縁日が開催されるため、普段より混雑するので注意

アクセス

京福電車白梅町駅 より徒歩5分

市バス 北野天満宮前 よりすぐ

駐車場:300台(毎月25日は縁日のため駐車不可)

   

ということで、ここまで北野天満宮に行ったら絶対に行っておきたい見どころをご紹介してきました!

次ページからはこれらの見どころをさらに堪能するために知っておくべき「北野天満宮の歴史」や「祭神である菅原道真について」、そして、僕が実際に秋の北野天満宮へ足を運んだ際の様子をお届けしていきますよ!

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