世界的な名所である「清水寺」からほど近い京都東山に立つお寺の一つに、高台寺があります。

高台寺は、かの「豊臣秀吉」を弔うために妻の「ねね」こと「北政所」が建立した寺院であり、秀吉に対するねねの想いが込められた場所となっています。

今回はそんな高台寺についてに加え、高台寺の隣に立つ、ねねが没した地と言われる圓徳院についてもご紹介!

良い武将には良い妻がつきものなのですね〜〜!

 

 

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高台寺について

高台寺の歴史

高台寺は、豊臣秀吉の死後、妻の北政所(ねね)が秀吉の菩薩を弔うための寺院の建立を願い、秀吉ののちの時代の日の本を統べた徳川家康の命によって開創したお寺になります。

高台寺は創建当時、仏殿は北政所の実母である「朝日局」が安置されていた康徳寺の堂を移築・改築し、方丈や茶室は伏見城から移築したものと、豊臣秀吉や北政所に所縁のある場所から移されたものが多かったといいます。

また、幕末の一時期には、新撰組から離脱し、孝明天皇の陵(後月輪東山陵)を守るために活動した御陵衛士(ごりょうえじ)(高台寺党)の屯所となったこともあります。

その後の近世・近代において、数度の火災によって仏殿や方丈などを焼失してしまい、創建時の建造物で現存しているのは、三江紹益を祀る開山堂や秀吉と北政所を祀る霊屋(おたまや)、茶室の傘亭と時雨亭などとなっています。

茶室の傘亭の天井は、竹を放射状に組むことでから傘を開いた様子を表現したという珍しいものとなっており、時雨亭とともに桃山時代の茶室建築の代表的存在と言われています。

小堀遠州の作庭と伝わる池泉回遊式庭園と「臥龍池」と呼ばれる回廊は紅葉の名所としても知られており、毎年恒例のライトアップでは、ここでしか味わうことのできない幽玄な雰囲気を堪能できる場所として京都・東山エリアで随一の見応えを誇ります。

  

高台寺蒔絵

蒔絵」とは、漆で絵や文様や文字を描き、そこに金粉や銀粉をまき付けて定着させる日本漆芸の伝統的な技法のことです。

桃山時代には、皿や器だけでなく建築物にも蒔絵が施され、中でも秀吉とねねを祀っている高台寺の霊屋(おたまや)の階段や厨子(ずし)に施された蒔絵は、「高台寺蒔絵」として、同様の技法や似た意匠の蒔絵と合わせて今でも価値のある美術品として有名です。

 

 

高台寺に実際に行ってみた!

ではでは、実際に高台寺へ行ってきた際の様子をご紹介していきましょう!

今回は夜のライトアップの時間に訪問しました!
入場前の参道から雰囲気が出ています!
提灯もたくさん。
こちらは「八坂の塔」こと「法観寺」。
入場!
茶室が並ぶ小道を抜けていきます。
ひらけた場所に到着。名庭「臥竜池」ですね!
こちらはプロジェクションマッピング!
高台寺はいまどきの流行りを積極的に取り入れている印象でした。
さて、臥竜池を進んでいきましょう!
木々のライトアップの幽玄さと池に映る様子が素晴らしすぎました!
紅葉のライトアップはこの後何ヶ所か行くことになるのですが、「まさにこれこそが”幽玄”だなぁ」という雰囲気は高台寺でしか味わえませんでした。。

臥竜池を後にし、裏山を登ることに。

進んで行くと、竹林が見えてきます。
こちらの雰囲気もまた素晴らしい…!
ちょっとした平安貴族気分も味わえちゃえます(平安貴族が夜に散歩していたかは知らんけど。笑)
というわけで、戻ってきました!

 

 

高台寺の観光案内

拝観時間

9:00~17:30 (17:00受付終了)

夜間特別拝観(ライトアップ)

2019年は、10月25日(金)~12月15日(日)

日没後点灯~22:00 (21:30受付終了)

料金

大人:600円

中高生:250円

高台寺・圓徳院・掌美術館の共通券:900円

ライトアップ:600円(中高生は250円)

紅葉の見頃

色づき始め:11月中旬

見頃:11月下旬~12月上旬

観光のおすすめ時間

午前中

アクセス

京都駅 から徒歩約20分

京阪祇園四条駅 から徒歩約10分 

阪急河原町駅 から徒歩約15分

市バス 東山安井 から徒歩4分

 

 

 

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圓徳院について

圓徳院は、高台寺の塔頭の一つで、豊臣秀吉の正室北政所(高台院、ねねとも)が晩年の19年を過ごし、一説には、この圓徳院で最後の時を迎えたとも言われています。

秀吉が没したのち、ねね(北政所)は「高台院」の院号を朝廷から勅賜されたのを機縁に高台寺創建を発願し、高台寺完成後に、秀吉と所縁の深い伏見城の化粧御殿とその前庭を境内に移築し、そこへ移り住みました。

これが圓徳院の起源とされており、圓徳院にはねねを慕って多くの大名や禅僧、文化人が足を運んだと言います。

高台寺の塔頭となったのは、ねねの没後9年目の寛永9年(1632年)に、ねねの家系である木下家の菩提寺として開創されたことによります。

圓徳院最大の見どころとなっているのが、伏見城から移築してきたとされている北庭で、小堀遠州が整えたこの庭園は「旧円徳院庭園」として国の名勝に指定されており、巨大な石をふんだんに配置した枯山水の庭園と紅葉のコントラストが、人気の秘訣となっています!

 

 

圓徳院に実際に行ってみた!

ではでは、圓徳院の方も実際に行った際の様子をご紹介していきましょう!

こぢんまりとした庵がまたいいですよね〜!
こちらもライトアップ。
砂の庭に紅葉という極めてシンプルな南庭。
それがまたいいんだ。
“和”ってかんじ。。
北庭にきました!
人気な場所だけあって人もたくさん。。
構図とライトアップの撮影がまだまだですね…。
北庭は石と木々を巧みに配置した庭園で、こちらも見事な枯山水庭園となっています。
縁側越しがおしゃれです!
ちなみに人はこんなかんじ。

 

圓徳院の観光案内

拝観時間

10:00~17:30(受付終了は17:00)

夜間特別拝観(ライトアップ)

2019年は、10月25日(金)~12月15日(日)

日没後点灯~22:00 (21:30受付終了)

料金

大人:500円

中高生:200円

共通券(圓徳院、高台寺、掌美術館):900円

ライトアップ:500円(中高生は200円)

紅葉の見頃

色づき始め:11月上旬

見頃:11月下旬

観光のおすすめ時間

穴場

アクセス

京阪祇園四条駅 から徒歩9分

市バス 東山安井 から徒歩5分

 

 

 

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高台寺&圓徳院のまとめ

ということで、ここまで豊臣秀吉と妻のねねにゆかりの深い高台寺と圓徳院というふたつの寺院をご紹介してきました。

今回はどちらもライトアップのみの訪問で昼間の雰囲気はわかりかねますが、少なくともライトアップの雰囲気はとても素晴らしいものがありました!

特に高台寺については、京都の秋のライトアップでも”幽玄さ”について言えば一番と言っても過言ではありませんでしたよ!!

ぜひ秋に京都へ訪れるかた、清水寺や祇園など近くを訪問予定の方は、夜の時間を空けて行ってみてください!

この時期にしか見ることのできない風景と、感じることができない雰囲気を味わうことができますよ!!