今回ご紹介する京都の紅葉めぐりは、東山エリアになります!

観光地紹介における東山は京都駅の東側に広がる一帯の地域の、祇園に始まり、二寧坂・産寧坂・八坂の古民家が並ぶ古き良き京都を感じる場所を通り、清水寺までを指すことが多いです。

このブログでは、そんな東山エリアに加え、京都駅周辺の紅葉の名所である東寺と東福寺も含めた寺院や道をお届けしていきますよ!

 

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祇園・八坂・二寧坂・産寧坂

京都有数の花街として名高い祇園

舞妓さんがいることでも非常に人気が高い観光地である祇園の中でも多くの人が訪れるのが、二寧坂産寧坂、そして八坂ですね!

紅葉とはあまり関係ありませんが、東山の中では非常に人気のあるスポットですのでご紹介しますね!

祇園には今日「祇園さん」という愛称で親しまれている八坂神社がありますが、八坂神社の明治時代の神仏判然令以前の祭神であった牛頭天王が祇園精舎の守護神であるとされていたことから、もともとは「祇園社」という名前がついていました。

この祇園社が鴨川一帯までの広大な境内地を保有していたことから、祇園社(八坂神社)周辺を「祇園」と呼ぶようになったとされています。

そんな八坂神社を越えた先に広がる、かつての京都の面影を感じさせる古民家が立ち並ぶ小道。

その中でも一際目を引く高い塔があります。

それが、八坂の塔」と呼ばれる「法観寺」の五重塔になります。

伝承によると、法観寺の五重塔は592年に「冠位十二階」や「憲法十七条(十七条憲法)」を定めたことで有名な「聖徳太子が、夢の中で如意輪観音のお告げを聞いたことをきっかけにして建てたとされ、その際仏舎利(釈迦の遺骨)を三粒収めて法観寺と号したといいます。

この聖徳太子によって創建されたという伝承は信憑性が薄いと考えられているものの、794年に平安京へと遷都される以前から存在したということは確実とされている、古く由緒正しい寺院でなのですよ!

今日では、周囲の石畳や古民家の街並みと合わせて塔を撮影するビューポイントとして非常に人気が高く、インスタ映え・フォトジェニックな場所としても知られていますよ!

八坂神社・八坂の塔(法観寺)を越えてさらに清水寺の方向へ進むとあるのが、二寧坂」と「産寧坂になります。

それぞれ「二年坂」と「三年坂」と呼ばれることもありますが、正式名称は「二寧坂」と「産寧坂」の方ですよ!

どちらの坂道も延暦17年(798年)に清水寺が寺院として整えられて以来、門前の参道として栄えてきた場所となります。

「まさに京都!」と思わずにはいられない街並みには、お土産屋やカフェが軒を連ねており、この道を歩いているだけでも十分な観光になってしまうほど!

個人的に、京都で着物を着て歩きたいNo.1スポットかもしれません…!!

 

 

清水寺

京都といえばこの清水寺を抜きにして語ることはできませんね!!
(と言っても、紅葉時期の際はライトアップのみの訪問だったのですが。。笑)

奈良で修行を積んでいた「賢心(けんしん)」という僧が、夢の中で伝えられたお告げに従って行った先で音羽山の瀧(現在の「音羽の瀧」)において、僧侶「行叡居士(ぎょうえいこじ)」と出会います。

200歳というとんでもない年齢の行叡居士は、賢心に音羽山の瀧の草庵と観音霊地を守るよう伝え、このエピソードが発祥とされているのが清水寺なのです。

音羽山の”清”らかな”水”が湧き出る寺」ということで「清水寺」なのですね!

その後の平安時代中期には観音霊場として著名な場となったことが、『枕草子』や『源氏物語』の「夕顔」、『今昔物語集』などの物語・随筆からうかがい知ることができます。

そして、清水寺といえば本殿から張り出した舞台清水の舞台がシンボルですよね!

高さは約13メートルで、これは4階建てのビルに相当します。

清水寺の本堂は音羽山の急峻な崖に建築されているのですが、これを可能にしているのが懸造り(かけづくり)という日本古来の伝統工法です。

格子状に組まれた木材同士が支え合い、建築が困難な崖などでも耐震性の高い構造をつくり上げています。

さらに清水寺の懸造りでは、継ぎ手と呼ばれる木材同士を巧みに組み合わせる手法も合わせて用いられており、なんと釘を1本も使用していないのです!

山がちな日本ならではの建築技術と、木の特徴、素材の特徴をそのまま活かした伝統技術が、いかにも日本の技術力の”粋”という感じがして素敵ですよね!

そんな清水の舞台、現在はここからの景色が名所となっていますが、元々は景色を背景に本堂に祀られている観音さまに芸能を奉納する場所として用いられてきました。

ですので古くからこの清水の舞台では、壮観な風景を自然の背景とし、雅楽や能、狂言や歌舞伎などの日本の伝統芸能が演じられてきたのです。

現在でも、特別な法会の際には舞台奉納がおこなわれているそうですよ!

ほかにも、晴れの場所に登場することを「桧舞台を踏む」決死の覚悟で物事を実行することを「清水の舞台から飛び降りる」と表現するように、この舞台だけでも、日本の文化に大きな影響を与えていると言っても過言ではありませんよね!

そんな清水の舞台ですが、現在は檜皮屋根の葺き替え工事により一部にしか登ることができず、2020年3月の工事終了予定まで舞台を見ることができません

ですがその分、懸造りや継手といった日本の工芸技術の一端を間近で見ることができますので、こういう分野、特に建築に興味がある方はむしろ楽しめるのではないでしょうか!

舞台と本堂がシートに覆われてしまっているのはなんとも残念ではありますが、
これはこれで今しか見ることができないと思えばむしろラッキーなのではっ!
と開き直って観に行った僕なのでした…!

 

清水寺の観光案内 

拝観時間

4月上旬~8月31日

6:00~18:30

9月1日~4月上旬

6:00~18:00

夜間特別拝観(ライトアップ)

2019年秋は、11月16日(土)~12月1日(日)

17:30~21:00(受付終了)

成就院庭園(月の庭)特別公開

2019年秋は、11月18日~12月1日

9:00~16:00(受付終了)、18:00~20:30(受付終了)

あまり知られていませんが、春の桜の季節と秋の紅葉の季節のみ期間限定で公開されているのが、成就院庭園です。

庭の池に映る月の美しさから「月の庭」とも呼ばれるこの庭園では、様々な奇石の配置とその形の解釈、さらには庭園の”見方”についての解説を聞きながら庭園を見ることができるので、日本文化の一つである寺院の庭園の”深み”をより知ることができ、とても貴重な経験をすることができました!

個人的には想像以上におもしろい時間を過ごすことができたので、時間に余裕がある方はぜひお立ち寄りください!!

料金

大人(高校生以上):400円

小中学生:200円

ライトアップ

大人(高校生以上):400円

小中学生:200円

成就院庭園特別公開

大人(高校生以上):600円

小中学生:300円

紅葉の見頃

色づき始め:11月下旬

見頃:12月上旬

観光のおすすめ時間

早朝

アクセス

京阪清水五条駅 から徒歩25分

市バス 清水道または五条坂 から徒歩10分

 

 

 

高台寺

高台寺は、豊臣秀吉の死後、妻の「北政所(ねね)が秀吉の菩薩を弔うための寺院の建立を願い、秀吉ののちの時代の日の本を統べた徳川家康の命によって開創されたお寺になります。

高台寺は創建当時、仏殿は北政所の実母である「朝日局」が安置されていた康徳寺の堂を移築・改築し、方丈や茶室は伏見城から移築したものと、豊臣秀吉や北政所に所縁のある場所から移されたものが多かったといいます。

幕末の一時期には、新撰組から離脱し、孝明天皇の陵(後月輪東山陵)を守るために活動した「御陵衛士(ごりょうえじ)」(高台寺党)の屯所となったこともあります。

その後の近世・近代において、数度の火災によって仏殿や方丈などを焼失してしまい、創建時の建造物で現存しているのは、三江紹益を祀る開山堂や秀吉と北政所を祀る霊屋(おたまや)、茶室の傘亭と時雨亭などとなっています。

茶室の傘亭の天井は、竹を放射状に組むことでから傘を開いた様子を表現したという珍しいものとなっており、時雨亭とともに桃山時代の茶室建築の代表的存在と言われています。

小堀遠州の作庭と伝わる池泉回遊式庭園と「臥龍池」と呼ばれる回廊は紅葉の名所としても知られており、毎年恒例のライトアップでは、ここでしか味わうことのできない幽玄な雰囲気を堪能できる場所として、京都・東山エリアで随一の見応えを誇っています。

 

高台寺の観光案内 

拝観時間

9:00~17:30 (17:00受付終了)

夜間特別拝観(ライトアップ)

2019年は、10月25日(金)~12月15日(日)

日没後点灯~22:00 (21:30受付終了)

料金

大人:600円

中高生:250円

ライトアップ

600円(中高生は250円)

高台寺・圓徳院・掌美術館の共通券

900円

紅葉の見頃

色づき始め:11月中旬

見頃:11月下旬~12月上旬

観光のおすすめ時間

午前中とライトアップ

アクセス

京都駅 から徒歩約20分

京阪祇園四条駅 から徒歩約10分 

阪急河原町駅 から徒歩約15分

市バス 東山安井 から徒歩4分

 

 

 

圓徳院

圓徳院は高台寺の塔頭の一つで、豊臣秀吉の正室北政所(高台院、ねねとも)が晩年の19年を過ごし、一説にはこの圓徳院で最後の時を迎えたとも言われています。

秀吉が没したのち、ねね(北政所)は「高台院」の院号を朝廷から勅賜されたのを機縁に高台寺創建を発願し、高台寺完成後に、秀吉と所縁の深い伏見城の化粧御殿とその前庭を境内に移築し、そこへ移り住みました。

これが圓徳院の起源とされており、圓徳院にはねねを慕って多くの大名や禅僧、文化人が足を運んだと言います。

高台寺の塔頭となったのは、ねねの没後9年目の寛永9年(1632年)にねねの家系である木下家の菩提寺として開創されたことによります。

圓徳院最大の見どころとなっているのが、伏見城から移築してきたとされている北庭で、小堀遠州が整えたこの庭園は「旧円徳院庭園」として国の名勝に指定されており、巨大な石をふんだんに配置した枯山水の庭園と紅葉のコントラストが特に人気を集めています!

 

圓徳院の観光案内 

拝観時間

10:00~17:30(受付終了は17:00)

夜間特別拝観(ライトアップ)

2019年は、10月25日(金)~12月15日(日)

日没後点灯~22:00 (21:30受付終了)

料金

大人:500円

中高生:200円

ライトアップ

500円(中高生は200円)

共通券(圓徳院、高台寺、掌美術館)

900円

紅葉の見頃

色づき始め:11月上旬

見頃:11月下旬

観光のおすすめ時間

穴場!

アクセス

京阪祇園四条駅 から徒歩9分

市バス 東山安井 から徒歩5分

 

 

 

知恩院

知恩院は、浄土宗の宗祖法然が、現在知恩院が立つ京都・東山三十六峰のひとつである華頂山のふもとに草庵(茅葺や草壁でつくられた、人里離れたところにある修行場のようなもの)を結んだのが起源とされています。

法然が80歳で没したのちも知恩院は浄土宗の中心地であり続けましたが、延暦寺の衆徒に破壊されたり幾度となく火災に遭ったりしてしまいます。

しかしその度に再興し、特に徳川家康が浄土宗徒であったことから、江戸時代に徳川家によって積極的な造営が行われました。

「華頂山」の額が掲げられている三門や本堂の御影堂は、家康と秀忠の時代に造られています。

そんな知恩院の三門は、その構造・規模において日本最大級の木造の門で、南禅寺三門と仁和寺二王門とともに「京の三大門」に数えられています。

一般的に寺院の門は「山門」と書かれるのに対し、知恩院の門は「三門」と書きます。

これは、「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無願門(むがんもん)」という、悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす「三解脱門」を意味していることからだそうですよ!

紅葉の見どころとしては、友禅染の始祖宮崎友禅生誕300年を記念して、昭和29年に改修・造園された知恩院の庭園「友禅苑」と、方丈の華麗な建築と背後に迫る東山の風光とともに情緒あふれる雰囲気を醸し出す「方丈庭園」ですね!

友禅苑については、東山の湧き水を引き入れた池泉庭園と枯山水庭園とで構成されており、池の中央に立つ聖観音像がシンボルの庭園となっており、苑内に建つ茶室とともに日本人の心を表現した趣ある風情を醸し出す名庭となっています。

また、紅葉の時期の夜間ライトアップの際には、お坊さんのお話をお寺の中で生で聴けたり(外からちょっと聞いていましたが結構深く、ありがたいお話でした)、本堂でお経を詠んでいるのを間近で見ることができるという、ほかのお寺では見られない催し物をしているのも知恩院の見どころですね!

 

知恩院の観光案内 

拝観時間

9:00~16:00(開門は、3~5月・9~11月は5:30、6~8月は5:00、12~2月は6:00)

夜間特別拝観(ライトアップ)

2019年は、11月1日(金)~12月1日(日)

17:30~21:30(21:00受付終了)

※ライトアップの対象は、三門下周辺・友禅苑・女坂・国宝御影堂・宝佛殿・方丈庭園に限られます。

料金

境内無料

友禅苑

大人:300円

小人:150円

方丈庭園

大人:400円

小人:200円

友禅苑と方丈庭園の共通券

大人:500円

小人:250円

※共通券の販売は、15:20まで

ライトアップ

大人:800円

小人:400円

※大人:高校生以上、小人:小・中学生

紅葉の見頃

色づき始め:11月中旬

見頃:11月下旬

観光のおすすめ時間

午前中

アクセス

地下鉄東山駅 から徒歩8分

市バス 知恩院前 から徒歩5分

 

 

 

青蓮院門跡

青蓮院門跡と書いて「しょうれんいんもんぜき」と読むお寺になります。

古くより、梶井(現在の三千院)と妙法院と共に天台宗の三門跡寺院(天台三門跡)に数えられ、現在では天台宗の京都五箇室門跡(三門跡寺院+曼殊院門跡と毘沙門堂門跡)の一つにも数えられる寺院となっています。

そもそも「門跡寺院」というのは、皇室や摂関家や、それらの家系の子弟によって受け継がれてきた寺院のことであり、青蓮院の場合は多くの法親王・入道親王(皇族出身で親王の称号を与えられた僧侶)が門主(住職)を務めてきた格式ある門跡となります。

江戸時代には仮御所にもなったため粟田御所の別称もあり、さらには日本三不動の1つ「青不動」が置かれていていることでも知られています。

また、青蓮院では毎年春と秋に、名前の「」のイメージをふんだんに取り入れた夜間特別拝観(ライトアップ)を行っており、近年では東山でも有数のライトアップスポットに数えられています。

青蓮院のライトアップはただ境内や庭園・紅葉を照らすためだけに行っているわけではないようで、曰く、「ご本尊の熾盛光如来(しじょうこうにょらい)は、光そのものであり、その化身の不動明王も炎の光を背負っておられ、当院は光との関係が大変深い」だそう。

池泉回遊式の庭園の紅葉がライトアップによって昼間とは違った顔を見せてくれるのは他の寺院と同様ですが、名前にも入っている”青”色によるライトアップはとても幽玄な空間を創り出しており、幻想的な青い光が散りばめられた庭園はここでしか見ることのできないものでしたよ!

加えて、青蓮院が建つ山をさらに登った先には青蓮院の飛地境内である将軍塚青龍殿もあり、ここからの夜景も非常に評判となっています!(あいにく僕は行かなかったですが。。笑)

 

青蓮院門跡の観光案内

拝観時間

9:00~17:00(16:30受付終了)

夜間特別拝観(ライトアップ)

2019年秋は、10月25日(金)~12月1日(日)

18:00~22:00(21:30受付終了、昼夜入れ替え制)

料金

大人:500円

中高生:400円

小学生:200円

ライトアップ

大人:800円

小中高生:400円

紅葉の見頃

色づき始め:11月中旬

見頃:11月下旬~12月上旬

観光のおすすめ時間

ライトアップが見ごたえ抜群!平日を狙おう。

アクセス

地下鉄東山駅 から徒歩5分

市バス 神宮道 から徒歩3分

 

 

 

東寺(教王護国寺)

794年に平安京へと遷都された際、平安京の正門にあたる羅城門の東西に「東寺」と「西寺」という2つの寺院の建立が計画さます。

そのうちの東寺が、今日京都に建つ世界遺産「東寺になります。

東寺と西寺は、それぞれ平安京の左京と右京を守る王城鎮護の寺、さらには、日本の東国と西国とを守る国家鎮護の寺という2つの意味を持った官立寺院(官寺とも、国立の寺院のこと)でした。

その後東寺は、嵯峨天皇によって唐で密教を学んで帰国した弘法大師」こと「空海に託されます。

これによって、東寺は日本ではじめての密教寺院になったとされており、同時に真言密教の根本道場(真言宗全体の総本山)にもなりました。

平安京の荒廃とともに一度は衰退した東寺でしたが、鎌倉時代以降は、後宇多天皇や後醍醐天皇、足利尊氏といった多くの貴族・皇族・為政者たちの援助を受けて栄え続けることとなります。
(西寺は平安京の荒廃とともに途絶えてしまっています。)

文明18年(1486年)の大火災で主要堂塔のほとんどを失うことになった際にも、豊臣家や徳川家などの援助により再建された歴史があります。

これら幾たびもの火災によって東寺には創建当時の建物は残ってはいませんが、その度に再建・再興を果たし、南大門・金堂・講堂・食堂(じきどう)が南から北へ一直線に整然と並ぶ伽藍配置や、各建築物の規模は平安時代のままであり、当時の雰囲気を存分に堪能できる空間となっています。

また、東寺には教王護国寺という名称もあり、さらには「金光明四天王教王護国寺秘密伝法院」と「弥勒八幡山総持普賢院」という2つの正式名称まであります。

もう何が何だかってかんじですが(笑)、「教王」という言葉には「王を教化する」という意味であり、教王護国寺という名称は「国家鎮護の密教寺院」という意味合いを持っているのだそう。

宗教法人としての登録名は「教王護国寺」ですが、平安京に建てられた際に用いられた名称は「東寺」であり、以降のほとんどの公式の記録でも「東寺」と書かれているみたいです。

今日の東寺においても、南大門前の石柱には「真言宗総本山 東寺」と書かれており、南大門や北大門、慶賀門などに掲げられた寺名入りの提灯にも「東寺」の名が記されていることから、東寺側でも「東寺」の呼び名を使用していることが伺えます。

これは僕の推測ですが、「東寺」という名称の寺院は”京都の”東寺以外にも日本全国に存在していることことから、それらとの差別化という意味合いで法人登録は「教王護国寺」という名称を使用しているのだと思われます。

ともあれ、お寺の名前一つでこれだけあれこれ書けるということからも、東寺の歴史の深さを感じられますよね!

そんな東寺が紅葉の名所として人気を集めるようになったのは最近のことだそうなのですが、歴史ある境内が”秋色”に染まった様子は実に美しいものでした…!

 

東寺の観光案内 

拝観時間・期間

5:00開門・17:00閉門

金堂(本堂)と講堂内「立体曼荼羅」の特別公開

2019年は、10月26日(土)~12月8日(日)

8:00~17:00(受付終了は16:30)、18:30~21:30(受付終了は21:00)

宝物館、国宝観智院(観智院は通年公開)

宝物館特別公開

2019年は、9月20日(金)~11月25日(月)

9:00~17:00(受付終了は16:30)

国宝五重塔 初層の特別公開

2019年は、10月26日(土)~12月8日(日)

8:00~17:00(受付終了は16:30)

夜間特別拝観(ライトアップ)

2019年秋は、10月26日(土)~12月8日(日)

18:30~21:30(受付終了は21:00)

※すべての特別展は、期間中無休

料金

金堂・講堂

大人:500円

高校生:400円

中学生以下:300円

五重塔初層、金堂・講堂

大人:800円

高校生:700円

中学生以下:500円

宝物館

大人・高校生:500円

中学生以下:300円

観智院

大人・高校生:500円

中学生以下:300円

夜間特別拝観(ライトアップ)

大人・高校生1000円

中学生以下500円

ライトアップの拝観券には、金堂と講堂の拝観も含まれています。

御影堂、食堂など

無料
(僕は境内に入るのに「大師堂拝観券」として500円かかったので、正直言うと無料はよくわからん。笑)

その他、各期間内の公開中建物をすべて拝観できる共通券も販売中。

東寺の拝観券は種類が多く、当日どれを買えばいいのかよくわらないので(僕はわからなかったです笑)、事前にどこを見たいかリストアップしておくことをおすすめします!

紅葉の見頃

色づき始め:11月上旬

見頃:11月中旬~12月上旬

観光のおすすめ時間

午前中

アクセス

近鉄東寺駅 から徒歩10分

京都駅八条口 から徒歩15分

市バス 東寺東門前 からすぐ

 

 

 

東福寺

今回の京都の紅葉めぐりでもっとも紅葉を楽しめたと言っても過言ではないのが、ここ「東福寺」です!!

嘉禎2年(1236年)、当時の摂政であった九条道家が奈良の二大寺院である東大寺と興福寺に習って大寺院を建てようと計画したことが、東福寺の始まりとされています。

名を、東大寺と興福寺から「東」と「福」の字を取った「東福寺」とし、実に19年もの歳月を費やして完成された東福寺。

開山(初代住職)として招かれたのは、当時宋での修行から帰国していた禅僧「円爾弁円(えんにべんえん)」(聖一国師です。

完成当初の東福寺の最大の見どころは、高さ5丈(約15メートル)の本尊の釈迦像と、それを安置する仏殿であり、その後、多く建築物が増築され続けた東福寺でしたが、同時に焼失も繰り返します。

その度ごとに、開基(創設者)である九条道家を輩出した九条家や鎌倉幕府、足利家や徳川家などの時の権力者たちに援助を受けて再興を果たし、室町時代には、禅寺の格式を表した京都五山の第四位にも列せられています

しかし、明治時代の廃仏毀釈と同時期に起きた大火によって規模が縮小し、現在の姿となりました。

この大火によって本堂や方丈、庫裏などは焼け落ちてしまい、現在建っているものは明治以降の再建ですが、三門をはじめ、東司(便所)や浴室、禅堂などは焼け残り、中世からの建物も現存しています。

そんな東福寺の今日における観光名所は、方丈の東西南北を囲む4つの方丈庭園です!

「八相成道」に因んで「八相の庭」と呼ばれるこれらの庭園は、重森三玲によって昭和13年(1938年)に作庭され、鎌倉時代の庭園に見られる質実剛健な風格と近代芸術の抽象的構成を融合させた枯山水庭園となっています。

とりわけ有名なのは北庭。

石と苔を組み合わせた市松模様が、古風な枯山水の庭園にモダンな雰囲気を感じさせ、ここでしか見ることのできない”不思議な”ものとなっています。

そして東福寺最大の見どころと言えば、なんといっても秋の紅葉でしょう!!

「東福寺三名橋」を担う「通天橋」と「臥雲橋」の2つの回廊からの眺めは、まさに”紅い絨毯”と言えるほどの素晴らしい絶景でした!!

そして、東福寺三名橋最後の一つ「偃月橋(えんげつきょう)」は、紅葉の穴場スポットとして有名なのです。

こちらもなかなかに趣深い景色を眺められるそうですよ!
(僕は帰って来てから存在を知りました。。下調べはやっぱ重要!)

京都だけでなく日本全国を網羅した紅葉ランキングでも上位の常連であり、ガイドブックでも力を入れて紹介されている東福寺。

が、、それゆえ、紅葉シーズンの混雑具合も全国屈指のレベル。笑

朝一番以外は人混みを避けることはできないと覚悟した方が良いでしょう…。

ですが!ぎゅうぎゅうになっても景色は景色!!

人混みが嫌いな方でも、一見する価値は保証しますよ!!

 

東福寺の観光案内

拝観時間

4月~10月末

9:00~16:30(受付終了は16:00)

11月~12月第一日曜日

8:30~16:30(受付終了は16:00)

12月第一日曜日~3月末

拝観時間  9:00~16:00(受付終了は15:30)

料金

境内無料

通天橋・開山堂

大人(高校生以上):400円

小中学生:300円

東福寺本坊庭園(八相の庭)

大人(高校生以上):400円

小中学生:300円

紅葉の見頃

色づき始め:11月上旬

見頃:11月下旬

観光のおすすめ時間

朝一番

アクセス

京阪東福寺駅・JR東福寺駅 から徒歩10分

京阪鳥羽街道駅 から徒歩8分

市バス 東福寺 から徒歩4分

 

 

 

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東山エリアの紅葉 まとめ

ご紹介してきた東山エリア・京都駅周辺、いかがだったでしょうか?

京都観光の拠点となることの多い京都駅からほど近い場所だけあって人もかなりの多さですが、必見の観光名所だらけの地域でもあります。

紅葉が素晴らしい東寺や東福寺夜のライトアップが美しい八坂や青蓮院門跡、そして世界各国から観光客が集まる京都のシンボルとも言える清水寺など、各寺院や名所の特徴がまったくと言いて良いほど異なっているのも、このエリアが人気たりうる秘訣なのかもしれませんね!

皆さんも京都に足を運んだ際はこの東山エリアへの訪問をお忘れなく!

そして、人が多いとはいえ、感じ方は十人十色。

自分だけのお気に入りの風景やフォトスポットを探してみてくださいね!!