みなさんこんにちは!観光情報サイト「旅狼どっとこむ」の旅狼かいとです!
今回のブログでは、春の京都をひとり旅した際の様子を旅日記としてご紹介していきます!
日本の春といえば、やっぱり桜ですよね!!
なんだかんだで春の京都は初めてで、、それどころか、春の時期は必ず学校があったためこうして桜を観に観光というのも初めてな気がしたので、、、とても楽しく新鮮な気持ちを得ることができました…!!
オススメの桜の見どころや穴場の名所を巡っていったので、観光コースやデートスポット探しの参考にもしてみてください!
※この一人旅の記事は2020年春のものになります。
京都到着後、早速清水寺のライトアップへ!!
京都には夕方ごろに到着し、ホテルで一息ついた後、早速観光へ出かけました! 最初の訪問先は、夜の清水寺です!
夜の清水寺とライトアップされた桜を観光!
清水寺では毎年、春の桜の時期と秋の紅葉の時期に夜間ライトアップをしています。今回は、春のライトアップへ行くことができました!
清水寺のライトアップで思うこと。「あの光はなんなのだろうか?笑」
で、調べてみたところ、「観音様の慈悲の心を届ける”観音慈悲光“」というものみたいですよ。
清水寺観光の後は、映画鑑賞!
ちなみに清水寺を後にした後は、『PSYCHO-PASS3 FIRST INSPECTOR』を観に行きました!笑
この京都の桜観光前にいたのが、リゾートバイト先の城崎温泉だったのです。リゾバ中は映画に行く時間なんてほとんどなく、、というか、映画館が近くになかったので。。。笑
2日目①〜京都サイクリング in 祇園・東山エリア〜
2日目は、自転車をレンタルしてサイクリングがてら京都観光をしました! 個人的には、天気が雨・雪でない限りはレンタサイクルが一番安上がりで小回りが効く京都の観光方法だと思っています!
円山公園
まず向かったのが、祇園・東山エリアになります!
そして最初の訪問先が、「円山公園」です!
春は桜の、秋は紅葉の名所と知られる、古都京都でも有数の自然溢れる観光スポットですね!
円山公園の園内中央に立つのが、「祇園の夜桜」と呼ばれる「一重白彼岸枝垂桜」という大きな桜の木になります。まさに、春の円山公園のシンボルですね!
まずは公園の西側(八坂神社側)をまわってきました!続いては東側を歩いて行きます。
平安神宮神苑
円山公園から北上して向かったのが、「平安神宮」になります!
円山公園からだと、知恩院や青蓮院門跡の前を通る道をまっすぐ行くと、ちょうど突き当たりに見えてきます。
平安神宮の神苑
今回の平安神宮訪問の目的は、平安神宮の「神苑」を訪れることにありました!
平安神宮は、平安京遷都1100年を記念して、明治28年に平安京遷都を行った桓武天皇を祭神として創建された神社になります。そんな平安神宮の正殿「大極殿」の背後・周囲三方に広がっているのが、「平安神宮神苑」です。
平安神宮神苑は池泉回遊式の近代日本庭園です。南・西・中・東という四つの神苑を巡る庭園になっています。作庭は明治時代屈指の造園家である小川治兵衛らによってなされました。小川治兵衛は、明治から昭和にかけて 「植治」と呼ばれた名庭師。平安神宮の神苑だけでなく、前述の円山公園や無隣庵など、多くの名園を京都東山を中心に残しています。
というわけで、神苑へと実際に行った様子を見て行きましょう!
南神苑
神苑の入り口をくぐった先でまず出迎えてくれるのは、南神苑の「八重紅枝垂れ桜」です!
南神苑の「平安の苑」には200種以上の植物が植えられています。そして花々や木々は、源氏物語や枕草子、伊勢物語といった平安時代に著された数々の書物・物語に記されている一節とともに紹介されています。
まさに「文学と自然の融合地」と呼べる美しい場所なのです!
こちらも時期と天気が少々噛み合わず、という雰囲気でした。
西神苑
桜に彩られた南神苑を抜けると、見えてくるのは「西神苑」になります。
西神苑から中神苑への道は本殿(大極殿)の裏にあたります。ちょっと長めの一本道。
中神苑
中神苑の見どころというと、5月ごろに見頃を迎える杜若ですね! 折り紙で作られた鶴に見えることから、「折り鶴」の別名でも知られていますよ!
杜若に加えて、睡蓮も中神苑では見どころの植物です!
睡蓮は杜若よりも少し後に見頃を迎えるので、絶妙に時期が噛み合っていませんが、、そのぶん中神苑は長く見どころがあるとも言えますね!
中神苑では植物以外にもちょっとした名物スポットがあります。それが、東側の大島(さんご島)と北岸をつなぐために蒼龍池にかかる、「臥龍橋」と呼ばれる沢とび石です!
天にも昇るほどの龍が臥していることを指す「臥龍」という言葉。「龍が空へと昇るかのように石が置かれている」という様子からなづけられたのでしょう!
東神苑
順路の最後に広がるのが、「東神苑」になります!
東神苑に広がる広大な池は「栖鳳池」と名付けられています。栖鳳池を囲むようにして、京都御所から移築された「泰平閣(橋殿)」や「尚美館」が建っています。
泰平閣をちょうど隠すように栖鳳池に浮かぶのが、「鶴島」と「亀島」です。松が植えられた浮島は、中国の伝説で「不老不死の仙人が住む」とされた「蓬莱山」を表現していると言われています。
岡崎疏水に沿って南禅寺へ!
神苑の出口から出ると、再び大極殿のビューポイント!
平安神宮を後にして、次に向かうのは南禅寺です。この辺りのエリアでは随一の人気スポットですね!
こうして観光に来た身からすると、見応え抜群です…!!
平安神宮から南禅寺へは、平安神宮を背にして左手側へと進むと着くことができます。道はずっと岡崎疏水に沿って行けばOKです!
南禅寺
平安神宮から自転車で数分のところにある「南禅寺」に到着しました!
南禅寺の後に行く予定の「蹴上インクライン」へ向かうために駐輪場を使うだけのつもりだったのですが、せっかくの南禅寺ですからね。春の境内を見てまわりました!
蹴上インクライン
やってきました、蹴上インクラインです!!
実は今回の京都旅、事前に行き先を決める時間が本当になくてですね、まさかの前日と当日の朝に行き先を決めたのですが、、そんな中で唯一、この蹴上インクラインは「ここだけは絶対に行こう」と決めていた場所でした。
実際に行ってみて、僕は間違いなくこの蹴上インクラインが“京都No.1の桜の名所”だと感じましたね!!
ではでは、「蹴上インクラインとはなんぞや?」という疑問にお答えしながら、その様子をご紹介していきましょう!
「蹴上インクライン」は一言でいうと「傾斜鉄道の跡地」です。この傾斜鉄道は琵琶湖疏水の一部となっており、船を運行するために敷かれた舟運ルートの一区間だったのです。
「インクライン」はいう言葉そのものが「傾斜鉄道」のことを指しますから、「蹴上にある傾斜鉄道」ということになりますね!
では、「傾斜鉄道」とは何なのでしょうか?
傾斜鉄道とは、船が運行できないような落差が大きい水路において、台車に船を載せてケーブルで上下させる鉄道のことです。蹴上インクラインは、京都ー大津間の輸送手段の一つとして、1891年(明治24年)から1948年(昭和23年)まで実際に利用されていたのです。
現在の蹴上インクラインは産業遺産として保存するために国の史跡として整備されています。その一環で、レールや台車も復元されているのです。
そんな蹴上インクライン、観光地としては京都随一の自然の名スポットとなっているのです!
主には春〜夏にかけてが見どころとなります。春は桜並木の、以降初夏から真夏にかけては緑が生茂る名所となるのです。
桜の季節は、線路と桜が彩る独特な雰囲気が一際人気の蹴上インクライン。写真のように、着物を着て撮影を楽しむ人がたくさん訪れる場所でもあります!
インクラインの距離は結構長め。ゆっくり写真撮影を楽しんでいたら、普通に1時間くらいはいられますよ!
ということで、、あまりに人がいて撮影どころではなかったので、この日はぐるっと見て回るだけに予定変更をしました!
撮影は次の日の早朝に持ち越しにしました! がんばって朝起きないとです笑笑
岡崎疏水(琵琶湖疏水)
ここで、平安神宮のところでちょろっとご紹介しましたが、改めて「岡崎疏水」についてご紹介します。
そもそも「琵琶湖疏水」というのは、明治時代に琵琶湖から京都へ水を引くために造られた水路のことです。そのうち、京都市内の東山地域付近から鴨川へと流れ出る区域を「岡崎疏水」と呼びます。
岡崎疏水が京都観光で注目されるのは、春の時期ですね! 水路沿いを染め上げるソメイヨシノの名所として知られており、十石舟に乗って疏水から桜並木を眺める観光も人気ですよ!
2日目②〜京都サイクリング in 鴨川沿いエリア〜
南禅寺・蹴上インクラインから岡崎疏水沿いに進むと、平安神宮のところに戻ってきます。さらに平安神宮を過ぎて岡崎疏水沿いに進むと、鴨川へと突き当たります。
ということで、ここからは2日目の第二部、鴨川沿いをサイクリングしていきます!
鴨川
秋の紅葉の時期も岡崎疏水に沿って鴨川へ出てきたのですが、サイクリングをするなら、やはりこの鴨川沿いを走るのが一番ですね!!
鴨川デルタ
ひとまず、鴨川デルタまで北上してきました!
下鴨神社
もはや、京都をサイクリング観光する際の僕の中では当然となった
岡崎疏水→鴨川→鴨川デルタ→下鴨神社→鴨川→上賀茂神社
の黄金リレー。
そんなリレーの折り返し地点にあたる「下鴨神社」に、今回もお参りしてきました!
再び鴨川へ!!
下鴨神社を後にし、“賀茂神社の大元“たる上賀茂神社へと向かいます!もちろん、自転車は鴨川沿いを走らせます!
上賀茂神社
綺麗な桜並木を越えて、ついに「上賀茂神社」までやってきました!
去年(2019年)の秋に初めてきたときに「境内に入ったら体が軽く感じた」経験から、勝手に僕のお気に入り神社&好相性神社として慕っている、最高のパワースポットです!
上賀茂神社における桜の見どころは、一の鳥居から二の鳥居までの参道横にある桜です。
特に、樹齢150年の斎王桜(紅八重枝垂れ桜)と、白い花を広げる御所桜が桜の名所として有名ですよ!
桜の名前についている「斎王」というのは、天皇の代替わり毎に置かれた、天照大神の「御杖代」として伊勢神宮に奉仕する役割を持つ未婚の皇女のことです。御杖代というのは「神の意を受ける依代」のことなので、特別な巫女、という立ち位置でしょう。そして、上賀茂神社には斎王を倣った「斎院」が置かれることになったのです。
こうした伊勢神宮との深い関わりこそが上賀茂神社最大の見どころです。また、この由緒から「賀茂神社」として下鴨神社と共に、「古都京都の文化財」の構築資産の一部として世界遺産に登録されているのです。
ここで、上賀茂神社前のご飯屋さんで腹ごしらえ。
三度目の鴨川沿いを通って帰ります!
上賀茂神社でパワーをもらい、お腹も膨れたところで帰路に着きました。
ということで、2日目の桜観光はこれまでです!この後は自転車を返却し、明日の早朝起床に備えてゆっくりと休みました。。
3日目① 早朝リベンジ in 蹴上インクライン
3日目はまず、昨日満足に写真を撮ることができなかった「蹴上インクライン」へ改めて行きました!
なんだかんだで到着したのは8時くらいになってしまったのですが、僕のほかには2、3人しかおらず、、やはり人がいない中での撮影には早朝が一番ですね!!
着物を着ての撮影をしたい場合は朝だと大変かもですが、写真に人を入れたくないなら朝を狙うしかなさそうですね…!
では、改めて蹴上インクラインのご紹介です!
ねじりまんぽ
この日は電車で蹴上へ。ちなみに今更ですが、蹴上は「けあげ」と読みますよ!笑
そしてこちらの写真は、「ねじりまんぽ」と呼ばれるトンネルです!
「ねじりまんぽ」は、蹴上駅1番出口から蹴上インクラインへ向かう途中にあります。トンネルの内壁の煉瓦をねじるように斜めに巻き、トンネル自体も上を走るインクラインと直角にならないように斜めに掘ったという、変わった形のトンネルです。
船を運ぶための蹴上インクラインの重さに耐えられるように、と考えられた構造だそうですよ!
蹴上インクラインを撮影!
ねじりまんぽを越えるとすぐにある入り口から入り、蹴上インクラインにやってきました!
昨日の日中の喧騒が嘘のよう…!それに蹴上インクラインについては、人がない方が良い写真になりそうですね!
寄り道① 知恩院の大階段
蹴上インクラインからホテルへ戻るのは徒歩にして、途中通った場所でもカメラをパシャパシャとしました!笑
そのうちの一ヶ所目は「知恩院」です!
知恩院は午前8時から開門しており、早朝観光にもオススメの東山の名スポットです!
今回は、入り口の三門と「男坂」と呼ばれる大階段のみを観光しましたが、以前しっかりと観光した際はかなり見応えのある寺院でしたよ!これで境内は無料なのだから、観光客としては本当にありがたいです…!!
寄り道② 円山公園
二ヶ所目の寄り道は、こちらも昨日も来た「円山公園」です!
蹴上インクラインと同様に朝早かったこと、そして新型コロナウイルスの影響からか、ほとんど人はいませんでした。
限られた時間ではありましたが、円山公園での撮影も昨日と比べるとかなりゆっくりと楽しめました!
3日目② いざ、雨の嵐山へ!!…のはずが、、
蹴上インクラインと寄り道二ヶ所での撮影を終えた僕。ホテルをチェックアウトし、お昼前からは京都随一の景勝地である嵐山へ行きました!
、、が、生憎の悪天候で、本当は午後いっぱいいるつもりが、想定以上の短時間滞在となりました。笑
ぶっちゃけリゾートバイトの最後の7連勤からぶっ通しで、体力的にも結構来ていたのでちょうどよかったっちゃよかったですね。。笑笑
まずは渡月橋を歩く!
ともあれ、来たからには楽しみますよ!!
嵐山には何度か来ていますが、ここ最近は着いたら必ず、まずは渡月橋を渡ることにしています!まぁ特に理由はないのですが。笑笑
渡月橋と嵐山
続いては、嵐山のシンボル「渡月橋」の撮影です! 橋を渡るのもいいけど、渡月橋はやっぱり撮影した方が楽しいですね!!
天龍寺
渡月橋を後にし、次に向かったのは「天龍寺」です!
紅葉の名所として、そして「雲龍図」で知られる天龍寺ですが、実は嵐山の桜の名所としても人気なのですよ!
一度本堂から出て、今度は外から庭園を楽しみます!
予定外の嵯峨野トロッコ列車!
本当は天龍寺の後は、大覚寺をはじめもう何ヶ所か寺社仏閣をまわるつもりでした。
しかし、あまりに雨が強かったのと、正直体力がレッドゾーンに入っていたことから、急遽友達に勧められていた「嵯峨野トロッコ列車(保津川トロッコ列車)」に乗ることにしました!
存在はもちろん知っていたのですが、こういうタイプの一人旅はしてこなかったので、「まさか俺が。笑」っていうかんじでした。笑笑
ですが、たまにはいいものですね!!
普段しないこと、自分には向いていないと思っていたことをしてみるのは、これまた新鮮な感覚を味わえますし、「意外とできる」「案外向いていないなんてない」と気づくこともありますからね!
今回のトロッコに乗ってみて、このタイプの観光に関しては
「空いていればアリ!」
という感覚に一歩進みました。笑
春の京都ひとり旅 まとめ
ということで、今回は桜の観光を中心とした春の京都ひとり旅の様子をお届けしてきました!
一応、トロッコ以降の後日譚を書くと、、JRで嵐山まで戻ってお土産を珍しく買い(笑)、その夜は城崎温泉で一緒に働いていた4月から新大学生の子とご飯に行っていました!
冒頭でも書いたように、春の観光・桜の観光は僕の中ではとても新鮮でした。また、リゾートバイトを終えたという一つの節目としても、気持ち的に大きな意味を持つような旅に今回はなりました。 次はぜひ晴れてほしい…!そんなことを思いながら、今回の旅日記はお別れです!次はどんな旅が待っているのか、今から楽しみです!!
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